テラ‐コッタ【(イタリア)terracotta】
《焼いた土の意》 1 粘土を素焼きにして作った器物・塑像(そぞう)などの総称。先史時代から各地で見られ、古代ギリシャのタナグラ人形、ルネサンス期にドイツ・イタリアで作られた胸像などが有名。日本の...
手(て)を拱(こまぬ)・く
《「てをこまねく」とも》 1 両手の指を胸の前で組んで敬礼する。中国で行われたあいさつの方法。 2 腕組みをする。手をつかねる。「—・いて思いにふける」 3 何もしないで傍観している。手をつかね...
てん‐え【天衣】
《連声(れんじょう)で「てんね」とも》菩薩(ぼさつ)や天人などが肩から胸に垂らしている長い布。→てんい(天衣)
てん‐そく【塡塞】
[名](スル)満たしてふさぐこと。また、満ちふさがること。「心胸—し一言をも道(い)うこと能わず」〈中村訳・西国立志編〉
てんぽう‐せん【天保銭】
1 天保通宝の俗称。 2 《明治時代、天保通宝の通用が8厘で1銭に足りないところから》知恵の足りない者。 3 《形が似ているところから》旧陸軍大学校卒業生が胸につけた記章。また、その軍人。
ディッキー【dickey】
胸当て。襟(えり)や前胸の部分だけしかないが、上着の下に着ると、あたかもシャツやブラウスを着ているように見えるもの。
ディー‐ビー‐エス【DBS】
《Deep Brain Stimulation》パーキンソン病やジストニアなど不随意運動症に対する脳外科治療法の略称。脳に細い電極を挿入し、先端から微弱なパルス電流を流して、周囲数ミリ範囲の神経...
でく‐つかい【木偶遣い】
胸につるした人形箱の上で人形をあやつる大道芸人。傀儡師(かいらいし)。でくまわし。また、操り浄瑠璃芝居の人形遣い。
デコルテ【(フランス)décolletée】
1 「ローブデコルテ」の略。 2 襟ぐり。また、襟ぐりの大きな服を着たときに出る、首筋から胸の上部にかけての部分。
でん‐ぷう【癜風】
マラセチアという真菌の感染によって起こる皮膚の病気。頚部・背部・胸部・上腕などに、米糠のような鱗屑を伴った淡褐色の色素斑(黒色癜風)または脱色素斑(白色癜風)ができる。自覚症状はほとんどない。黒...