でんがく‐どうふ【田楽豆腐】
長方形に切った豆腐を串(くし)に刺して火であぶり、味噌を塗ってさらに焼いたもの。田楽。おでん。《季 春》
とう‐ふ【豆腐】
大豆の加工食品。水に浸した大豆を砕いて煮た汁を布でこして豆乳を作り、苦汁(にがり)などを加えて固まらせたもの。木綿豆腐・絹ごし豆腐などがある。
なまごおり‐どうふ【生凍り豆腐】
豆腐を大きめの賽(さい)の目に切り、寒い野外で一晩凍らせたもの。ぬるま湯で戻し、煮物などにする。
なむおみ‐どうふ【南無阿弥豆腐】
1 《禅僧の多くが豆腐を食い、また、その念仏の声が「なむおみどう」と聞こえるところから》「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」をしゃれていった語。なむあみどうふ。「—、—、と奈落(ならく)の鍋へ落ち...
にゅう‐ふ【乳腐】
豆腐にカビなどの菌をつけて塩漬け発酵させた、チーズ状の中国の食品。
のど‐くさり【喉腐】
ネズミゴチの別名。
はちはい‐どうふ【八杯豆腐】
薄く細長く切った豆腐を、水4杯・醤油2杯・酒2杯の割合の汁で煮て、葛(くず)を加えた料理。うどん豆腐。
はな‐くた【鼻腐】
鼻の欠け落ちること。また、鼻を損じて声のはっきりしないこと。「上り口には—の中年増」〈滑・浮世風呂・二〉
ひや‐どうふ【冷(や)豆腐】
「冷や奴(やっこ)」に同じ。
ふ【腐】
[常用漢字] [音]フ(漢) [訓]くさる くされる くさらす 1 生物の組織などがいたんでだめになる。くさる。「腐朽・腐臭・腐食・腐肉・腐敗・腐乱・腐植土/豆腐・防腐」 2 古くなって役に立た...