はきり‐ばち【葉切蜂】
膜翅(まくし)目ハキリバチ科の昆虫の総称。ミツバチに似るが、腹面の毛が長く、ここに花粉をつけて運ぶ。発達した大あごをはさみのように使って葉を丸く切り、巣の材料に使う。バラハキリバチなど。
うす‐まく【薄膜】
⇒はくまく(薄膜)
はく‐まく【薄膜】
うすい膜。うすまく。「—トランジスター」⇔厚膜。 [補説]多く、生物の器官などを覆うものは「うすまく」、蒸着などにより作られる化学的なものは「はくまく」と読む。
はくまく‐アイシー【薄膜IC】
《thin film IC》シリコンウエハーの基板上に、蒸着やフォトリソグラフィー技術により多数の回路素子を配する集積回路。通常のIC・LSI・VLSIを指す。厚膜ICに比べ、格段に集積度を高め...
はくまく‐かいろ【薄膜回路】
⇒薄膜IC
はくまく‐しゅうせきかいろ【薄膜集積回路】
《thin film IC》⇒薄膜IC
はくまく‐ダイオード【薄膜ダイオード】
ガラスや石英の基板に半導体を薄膜状に真空蒸着させたダイオード。これを用いる液晶ディスプレーはTFD液晶と呼ばれ、携帯電話の液晶ディスプレーなどに利用された。TFD(thin film diode)。
はくまく‐トランジスター【薄膜トランジスター】
ガラスや石英の基板に半導体を薄膜状に真空蒸着させたトランジスター。液晶テレビや液晶ディスプレーに利用される。TFT(thin film transistor)。
はくめい‐し【薄明視】
薄明時のように薄暗い場所における視覚。網膜は明順応と暗順応の中間の状態にあり、桿状体も錐状体もはたらく。中間明度視。→明所視 →暗所視
はく‐り【剝離】
[名](スル)はがれること。また、はがすこと。「網膜が—する」「塗装を—する」