ふくこうかんしんけい‐せつ【副交感神経節】
中脳・延髄・脊髄下部から出た副交感神経ニューロンの神経線維が、末梢に向かうニューロンとシナプスを作って接続する所。臓器の近くや内部にある。
ふくぶ‐ないぞう【腹部内臓】
腹腔(ふくくう)にある器官。胃・肝臓・腎臓・小腸・膀胱(ぼうこう)など多くの臓器がある。腹部臓器。腹腔内臓。腹腔内器官。腹腔内臓器。
ふとう‐たんぱくしつ【不凍蛋白質】
生体内において、氷の結晶成長を抑え、凍結を防ぐはたらきをもつたんぱく質の総称。1960年代に、南極に生息するノトセニア科の魚の血液から初めて単離され、その後、昆虫や身近な野菜・きのこなどから発見...
プロスタグランジン【prostaglandin】
動物の臓器や組織に微量存在する一群の生理活性物質。アラキドン酸などの不飽和脂肪酸から生合成され、化学構造上の五員環の部分によって十数種に分類される。血管拡張、血圧上昇あるいは降下、子宮や気管支の...
へいかつきん‐にくしゅ【平滑筋肉腫】
平滑筋にできる悪性の腫瘍。子宮・消化管・後腹膜臓器・皮下軟部組織などに多い。
ヘルニア【(ラテン)hernia】
体内の臓器が、あるべき部位から逸脱した状態。腹部の内臓に多くみられ、腹壁に生じた裂け目から腹膜に包まれたまま腹腔外に脱出する。鼠蹊(そけい)ヘルニア・臍(さい)ヘルニアや椎間板ヘルニアなどがある。
ペット‐けんさ【PET検査】
陽電子放射断層撮影法(PET)による核医学検査。微量の放射性物質を含む薬剤を注射し、臓器の血流や代謝を測定するもので、てんかん・心疾患・悪性腫瘍などの診断に用いられる。
ペット‐シーティー【PET/CT】
《positron emission tomography/computed tomography》陽電子放射断層撮影法(PET)とコンピューター断層撮影法(CT)による画像を同時に撮影する医療...
ほうてき‐のうしはんてい【法的脳死判定】
臓器移植を行おうとする場合に、臓器移植法に基づき、臓器提供者となる患者について、脳幹を含む脳のすべての機能が不可逆的に停止した状態であることを確認する手続き。深昏睡(痛み刺激に対し全く反応しない...
ぼうこう‐りゅう【膀胱瘤】
⇒骨盤臓器脱