ふき‐まく・る【吹き捲る】
[動ラ五(四)] 1 風が激しく吹きつづける。「台風が一晩中—・った」「不景気風が—・る」 2 大げさなことや自慢話などを、とめどなくしゃべる。「ほらを—・る」
ふり‐まわ・す【振(り)回す】
[動サ五(四)] 1 手や手に持った物などを、勢いよく振ったり回したりする。「腕を—・す」「刀を—・す」 2 みだりに使う。「親の権威を—・す」 3 自慢してみせる。ひけらかす。「知識を—・す」...
へこ‐たこ
[名・形動]《近世上方語》筋道が通らないこと。また、そのさま。でたらめ。「自慢らしう言ふことがみな—ぢゃ」〈滑・浮世風呂・二〉
ほこらし・い【誇らしい】
[形][文]ほこら・し[シク]得意で自慢したい気持ちである。「—・い顔つき」「選出されたことを—・く思う」 [派生]ほこらしげ[形動]ほこらしさ[名]
ほこ・る【誇る】
[動ラ五(四)] 1 すぐれていると思って得意になる。また、その気持ちを言葉や態度で人に示す。自慢する。「技(わざ)を—・る」 2 誇示すべき状態にある。また、そのことを名誉に思う。「輝かしい実...
まえ‐おび【前帯】
1 帯を前で結ぶこと。また、その帯。江戸時代、既婚の女性などが多く用いた。前結び。→後ろ帯 2 近世の上方で、まゆをそり、歯を黒く染めた年増(としま)。「女郎も若きは気に入らず、—こなすと自慢顔...
まさり‐がお【優り顔/勝り顔】
まさっているという顔つき。得意そうな顔。自慢顔。「あな、—な。さるものぞ、やもめにはなるてふ」〈かげろふ・中〉
まん【慢】
[常用漢字] [音]マン(呉) 1 心がゆるんで締まりがない。「怠慢」 2 速度や進行がだらだらと遅い。「慢性/緩慢」 3 他をみくびっておごる。「慢心/我慢・驕慢(きょうまん)・高慢・傲慢(ご...
まん‐しん【慢心】
[名](スル)おごり高ぶること。また、その心。自慢する気持ち。「—を戒める」「成功して—する」
みせ‐びらか・す【見せびらかす】
[動サ五(四)]自慢らしく見せつける。誇示する。「札束を—・す」「新車を—・す」