なんぼくちょう‐じだい【南北朝時代】
南朝と北朝の対立した時代。 日本で、延元元=建武3年(1336)に後醍醐天皇が吉野に移ってから、後亀山天皇が京都にもどり南北朝が合体した元中9=明徳3年(1392)までの57年間、吉野の南朝(...
にほんがいし【日本外史】
江戸後期の歴史書。22巻。頼山陽著。文政10年(1827)成立。天保7〜8年(1836〜37)ごろ刊。源平二氏以降徳川氏までの武家の興亡を、漢文体で記したもの。
へいけものがたり【平家物語】
鎌倉時代の軍記物語。流布本は12巻に灌頂巻(かんじょうのまき)を加えたもの。信濃前司行長(しなののぜんじゆきなが)が作ったと徒然草にはあるが、作者・成立年ともに未詳。治承〜寿永期(1177〜1...
ペルシア【Persia】
イランの旧称。アケメネス朝を始め、セレウコス朝・パルティア帝国・ササン朝の時代を経て、7世紀にアラブの支配下に入り、イスラム化した。9世紀以降、サマン朝・セルジューク‐トルコ・イル‐ハン国・チム...
ほく‐ちょう【北朝】
中国の南北朝時代、華北に拠って興亡した北魏・西魏・東魏・北斉・北周の5王朝の総称。北周を継いだ隋(ずい)が南朝の陳を滅ぼして南北を統一した。 日本の南北朝時代、延元元=建武3年(1336)足...
ほむらたつ【炎立つ】
高橋克彦の長編歴史小説。前九年の役に始まる奥州藤原氏の興亡を描いた大作。大河ドラマの原作として書き下ろされた作品で、単行本は平成4年(1992)から平成6年(1994)にかけて全5巻を刊行。
ぼう【亡】
[音]ボウ(バウ)(漢) モウ(マウ)(呉) [訓]ない ほろびる ほろぼす [学習漢字]6年 〈ボウ〉 1 存在していたものがなくなる。「亡国・亡失/興亡・焼亡・衰亡・存亡・滅亡」 2 死ぬ...
メソポタミア‐ぶんめい【メソポタミア文明】
メソポタミア地方で発達した古代文明。前3000年ごろ成立したシュメール人による都市国家を中心に、灌漑(かんがい)農業・楔形(くさびがた)文字・暦・占星術などが発達。その後興亡したアッカド・バビロ...
もうこげんりゅう【蒙古源流】
中国の史書。8巻。サガン=セチェンが1662年に撰したモンゴル民族の興亡史「諸汗の源の宝の史綱」を、1777年、清の乾隆帝の勅によって漢訳したもの。欽定蒙古源流。