やえ‐ざくら【八重桜】
1 八重咲きのサトザクラ。ヤマザクラから変化したもので、桜の中では遅く開花し、花色は白・紅・緑黄など。ぼたんざくら。《季 春》「奈良七重七堂伽藍—/芭蕉」 2 女房装束で、五衣(いつつぎぬ)に桜...
やぎゅう【柳生】
奈良市北東部の地名。もと柳生氏1万石の陣屋が置かれた地。
やく【薬〔藥〕】
[音]ヤク(呉)(漢) [訓]くすり [学習漢字]3年 〈ヤク〉 1 くすり。「薬局・薬効・薬剤・薬殺・薬草/医薬・丸薬・劇薬・膏薬(こうやく)・散薬・生薬(しょうやく)・仙薬・調薬・投薬・毒...
やくおう‐ぼさつ【薬王菩薩】
《(梵)Bhaiṣajya-rājaの訳》良薬を施与して人々の病苦をいやすという誓いを立てた菩薩。勇施(ゆせ)菩薩とともに法華経の持経者を保護する。薬上菩薩とともに釈迦(しゃか)の脇侍(きょうじ...
やくし‐じ【薬師寺】
奈良市にある法相(ほっそう)宗の大本山。南都七大寺の一。天武天皇が皇后の病気平癒を祈願し、天皇没後の文武天皇2年(698)藤原京に完成。平城遷都に伴い、現在の地に移転。たびたび火災などで諸堂を...
やくしま‐こくりつこうえん【屋久島国立公園】
鹿児島県の屋久島と口永良部島(くちのえらぶじま)からなる国立公園。屋久島の西部地域は世界遺産(自然遺産)に登録されている。 [補説]平成24年(2012)、霧島屋久国立公園から分離され、独立した...
やく‐やく【漸漸】
[副]《「ようやく」の古形》だんだん。しだいに。「しましくも良けくはなしに—に形くづほり」〈万・九〇四〉
や‐けん【野犬】
飼い主のない犬。のら犬。のいぬ。→野良犬[補説]
やさ‐ぐれ
1 家出人のこと。宿無し。やくざ・不良仲間の隠語。 2 《「ぐれ」を「ぐれる」と解したものか》転じて、無気力でいい加減なこと。投げやりなこと。 [補説]「やさ」は家の意、「ぐれ」の語源は不詳。
やじま‐かじこ【矢島楫子】
[1833〜1925]女子教育家。肥後の生まれ。女子学院の初代院長をつとめ、キリスト教に基づいた教育を行った。明治26年(1893)日本基督教婦人矯風会を設立して会長となり、婦人運動・社会改良事...