ようきひ‐ざくら【楊貴妃桜】
サトザクラの一品種。花は八重で4月ころ咲き、花びらは淡紅色であるが先端は濃紅色。奈良興福寺の僧玄宗がめでたことからの名という。《季 春》「むれ落ちて—尚あせず/久女」
ようせいでん【妖星伝】
半村良の長編伝奇小説。「小説CLUB」誌で、昭和48年(1973)9月号から連載を開始。単行本の1巻から6巻までを、昭和50年(1975)から昭和55年(1980)にかけて刊行。その後、中断を経...
よう‐ちょう【膺懲】
[名](スル)うちこらすこと。征伐してこらしめること。「露国—の聖軍を催すの時に当たりて」〈木下尚江・良人の自白〉
ようめい‐がく【陽明学】
中国、明の王陽明が唱えた儒学説。形骸化した朱子学の批判から出発し、時代に適応した実践倫理を説いた。心即理(しんそくり)・知行合一(ちこうごういつ)・致良知(ちりょうち)の説を主要な思想とする。日...
よう‐らん【洋蘭】
観賞用のランのうち、熱帯の原産で、欧米で改良され、明治以降日本に入ってきたものの総称。カトレア・シンビジウム・デンドロビウム・パフィオペジラムなど。西洋蘭。
ようろう【養老】
奈良時代、元正天皇の時の年号。717年11月17日〜724年2月4日。
よから‐ぬ【良からぬ】
[連語]良くない。良いとはいえない。「—連中とつきあう」「—うわさ」
よこ‐にしき【緯錦】
横糸で色と文様を表した錦。中国の唐代に始まり、日本では奈良時代から作られはじめた。多くの色と大きな文様を織り出すことができる。ぬきにしき。→経錦(たてにしき)
よしき‐がわ【宜寸川】
奈良市、春日山に源を発して東大寺南大門の前を流れ、佐保川に注ぐ川。
よしだ‐じんじゃ【吉田神社】
京都市左京区にある神社。祭神は健御賀豆知命(たけみかつちのみこと)ほか三神。貞観年間(859〜877)に奈良春日大社から勧請(かんじょう)して創建。室町末期、神官吉田兼倶(よしだかねとも)が吉田...