えり‐ぎらい【選り嫌い】
《「えりきらい」とも》好きなものだけを選び取り、嫌いなものを捨てること。えりごのみ。「善の悪のと—をするがものも無(ね)いてのう」〈木下尚江・良人の自白〉
えり‐ぜに【撰り銭】
貨幣授受にあたり、受ける者が良銭を選び取ること。特に、私鋳銭の横行した室町時代に多い。幕府は、貨幣の流通を妨げるものとして、しばしば特定の悪銭以外は撰り銭を禁止した。せんせん。えりせん。
エリンギ【(ラテン)eryngii】
ヒラタケ科のキノコ。南ヨーロッパ原産で、セリ科植物エリンギウムの根に寄生する。白く太い柄は歯ごたえが良く、食用とされる。
エリー【Erie】
米国ペンシルベニア州北西部の都市。エリー湖に面し、良港に恵まれる。石炭・鉄鉱石・木材などの積み出しで発展。各種製造業が盛んな工業都市でもある。エリー湖に臨むプレスクアイル州立公園は、行楽地として...
エリート【(フランス)élite】
社会や集団で、指導的、支配的役割を受け持つ層。選良。「—意識」
エル‐ティー‐イー【LTE】
《long term evolution》携帯電話の高速データ通信の規格の一。HSDPAをさらに改良したもの。下り方向の最大通信速度は100Mbps以上。W-CDMAと同じ周波数帯、帯域幅を使用...
えん【縁】
[常用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]ふち へり よる ゆかり えにし よすが 〈エン〉 1 物のへり。ふち。「縁海・縁辺/外縁・周縁」 2 物事のつながり。かかわりあい。ゆかり。「縁由...
えん‐がい【塩害】
高潮による海水の浸入や、塩分を多量に含む風、あるいは、干魃(かんばつ)などで土壌中の塩分濃度が高まることで起こる災害。植物が枯れたり、送電線の絶縁不良による事故が起きたりする。
エンゲルスベリ‐せいてつじょ【エンゲルスベリ製鉄所】
《Engelsbergs bruk》スウェーデン中部にある製鉄所跡。ストックホルムの北西約140キロメートルに位置する。良質な鉄鉱石の産地にあり、森林資源も豊富だったため、中世より製鉄が始まった...
えん‐ざ【縁座/縁坐】
重い犯罪について、犯罪人の家族や家人までが罰せられる制度。奈良時代から行われ、特に江戸時代、武士に対してきびしく適用された。明治15年(1882)廃止。→連座