おくのほそみち【おくのほそ道/奥の細道】
江戸中期の俳諧紀行。1冊。松尾芭蕉著。元禄15年(1702)刊。元禄2年3月、門人曽良(そら)と江戸深川を出発、奥州・北陸の名所・旧跡を巡り、9月に大垣に至るまでの紀行を、発句をまじえて記したもの。
おくら‐ご【御座子】
「御子良子(おこらご)」に同じ。「美しき娘を—に供ふべし」〈浮・諸国ばなし・一〉
おこら‐ご【御子良子】
伊勢神宮で、神饌(しんせん)を調える子良(こら)の館(たち)に仕える少女。おくらご。
おさか【忍坂】
奈良県桜井市忍阪(おっさか)の古称。神武天皇の命により道臣命(みちのおみのみこと)が賊を討った所といわれる。おしさか。
おさだ‐の‐みや【訳語田宮】
奈良県桜井市にあったとされる敏達(びだつ)天皇の皇居。
おし‐ある・く【押(し)歩く】
[動カ五(四)]周囲を圧倒するように、勢いよく歩きまわる。のし歩く。「その界隈の不良少女団長として、神明や金刀比羅の縁日などを—・いて」〈秋声・仮装人物〉
お‐しゃか【御釈迦】
作り損ねた製品。不良品。また、使いものにならなくなったもの。「—にする」「傘が—になる」 [補説]阿弥陀像を鋳るはずが、誤って釈迦像を鋳てしまったことから出た語とされ、鋳物・製鉄工場などで使われ...
お・す【推す】
[動サ五(四)]《「押す」と同語源》 1 人や事物を、ある地位・身分にふさわしいものとして、他に薦める。推薦する。「候補者に—・す」「優良図書に—・す」 2 あることを根拠として、他のことを判断...
オスロ【Oslo】
ノルウェー王国の首都。同国南東部、フィヨルドの湾奥にあり、不凍の良港を有する。造船・機械などの工業が盛ん。旧称クリスチャニア。人口、行政区57万(2008)。
遅(おそ)かりし由良之助(ゆらのすけ)
《歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」で、大星由良之助が主君塩冶(えんや)判官の切腹の場に駆けつけるのが遅れたところから》待ちかねた場合、また、機を逸して用をなさない場合に使う言葉。