色目（いろめ）とは？意味・読み方・使い方

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いろ‐め【色目】
の解説

１色合い。色調。「渋い—の帯」

２異性の気を引くような目つき。流し目。秋波。

３衣服・調度などの色合いの名。「襲 (かさね) の—」

４思いが表れている顔色・動作。そぶり。
1. 「少しも騒ぎたる—なし」〈読・雨月・貧福論〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

色目の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

色目を使う

１異性の気を引くような目つき・そぶりをする。２何か下心をもって、こびるような態度をとる。「役人に—・う」

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色目の例文(4)

出典：青空文庫

･･･海老原はマダムに色目を使いながら言った。私は黙った。口をひらけば･･･織田作之助「世相」
･･･女の子に、いやらしい色目を使ったり、下等にふざけたりすることは絶･･･太宰治「兄たち」
･･･と言わぬばかりの色目をつかい、そうして、その激昂の相手に対し、「･･･太宰治「親友交歓」

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