ひな‐げし【雛芥子/雛罌粟】
ケシ科の越年草。高さ30〜90センチ。全体に毛があり、葉は羽状に深く裂けていて白粉を帯びた緑黄色。5、6月ごろ、大形の紅・桃・白色などの4弁花が咲く。八重咲きの品種もある。ヨーロッパ中部の原産。...
ひめ‐さゆり【姫早百合】
ユリ科の多年草。深山に自生し、高さ約40センチ。葉は広披針形で互生。5月ごろ、薄桃色の6弁花が咲く。おとめゆり。
ひめ‐しゃが【姫射干】
アヤメ科の多年草。山地のやや乾いた所に生え、シャガに似るが小形。5、6月ごろ紫・黄色をまじえた白色の花が咲く。
ひめ‐ひまわり【姫向日葵】
キク科の一年草。高さ約1メートル。7〜9月ごろ、ヒマワリに似て、周囲が黄色で中央が紫褐色の花が咲く。北アメリカの原産。こきくいも。ヘリアンサス。
ひらき【開き】
1 開くこと。あくこと。あけること。また、そのぐあい。「襟の—を大きくする」「口の—が足りない」 2 つぼみがほころぶこと。花が咲くこと。「今年の桜は—が悪い」 3 二つ以上の物事の間の差。「先...
ひら・く【開く】
[動カ五(四)] 1 ㋐閉じふさがっていたものがあけ広げられる。あいた状態になる。「戸が—・く」「傷口が—・く」 ㋑花が咲く。「梅の花が—・く」 ㋒物事が始まる。業務が始まる。「店が—・く」 ...
ふうりん‐そう【風鈴草】
キキョウ科の一年草または越年草。高さ60〜90センチ。夏、淡紅色や青紫色の釣鐘状の花が咲く。南ヨーロッパ原産。花壇などに植えられる。《季 夏》
ふくおう‐そう【福王草】
キク科の多年草。山地に生え、高さ約60センチ。葉の形はカエデに似る。秋、青白色の花が咲く。三重県の福王山で発見。
ふげん‐ぞう【普賢象】
サトザクラの栽培品種。4月ごろ、淡紅色の八重の花が咲く。雄しべが、普賢菩薩の乗る象の鼻を思わせる。
ふじ‐まめ【藤豆/鵲豆】
マメ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉は3枚の小葉からなる複葉。夏から秋、紫色か白色の蝶形の花が咲く。莢(さや)は鎌形で、黒色の豆が数個入る。若い莢は食用。熱帯地方の原産で、栽培される。千石(せん...