あ・せる【褪せる/浅せる】
[動サ下一][文]あ・す[サ下二] 1 (褪せる)もとの色やつやが薄くなる。色がさめる。退色する。「日に焼けて染色が—・せる」 2 (褪せる)盛んだったものが衰える。もとの勢いが失せる。「才気が...
あ‐だ【婀娜】
[形動][文][ナリ] 1 女性の色っぽくなまめかしいさま。「—な年増(としま)」 2 美しくたおやかなさま。「花の色を—なる物といふべかりけり」〈古今・物名〉
[ト・タル][文][形動タリ...
アマリリス【amaryllis】
1 ヒガンバナ科ヒペアストルム属の植物を交配した園芸品種の総称。花の色は赤・淡紅・白色、縞(しま)模様などがある。暖地では夏に開花。南アメリカの原産。ジャガタラずいせん。《季 夏》「温室(むろ)...
いぬ‐サフラン【犬サフラン】
イヌサフラン科の多年草。卵形の鱗茎(りんけい)から茎が伸び、秋、サフランに似た花を数個開く。花の色は淡紅紫色・白色・藤色など。種子からアルカロイドの一種で、植物の品種改良に用いるコルヒチンを採る...
いろ・う【色ふ/彩ふ/艶ふ】
[動ハ四] 1 美しいいろどりをしている。映える。「いかばかり思ひおくとも見えざりし露に—・へる撫子(なでしこ)の花」〈和泉式部集・下〉 2 色が美しく交じる。「かざしの花の色々は秋の草に異な...
うい【初】
[名]最初。初め。「我はけさ—にぞ見つる花の色をあだなるものといふべかりけり」〈古今・物名〉
[接頭]名詞に付いて、初めての、最初の、の意を表す。「—産」「—陣」「—孫(まご)」
うけら【朮】
植物オケラの古名。「恋しけば袖も振らむを武蔵野の—が花の色に出(づ)なゆめ」〈万・三三七六〉
うつろ・う【移ろう】
[動ワ五(ハ四)]《動詞「うつ(移)る」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いた「うつらふ」の音変化》 1 位置や住居を変える。移動する。「木の間を—・う月の光」 2 心変わりする。変心する。「...
えん‐どう【豌豆】
マメ科の一・二年草。カフカスからイラン付近の原産といわれ、石器時代からすでに栽培。茎は、蔓性(つるせい)のものは約2メートル、矮性(わいせい)のものは高さ約25センチ。葉は羽状複葉で、先端は巻き...
オキザリス【(ラテン)Oxalis】
カタバミ科オキザリス属の植物の総称。特に園芸種をさし、花の色は黄・紫・桃色などがある。葉と花は、夜間あるいは雨天や曇天のときに閉じる。名は、酸っぱいの意のギリシャ語に由来。《季 春》