じゆう‐か【自由花】
型にとらわれず、作意の赴くまま、自由に挿した生け花。
じんちょう‐げ【沈丁花】
ジンチョウゲ科の常緑低木。よく分枝し、つやのある倒披針形の葉を密につける。早春、紅紫色または白色の香りの強い花を多数開く。中国の原産で、雌雄異株であるが、日本のものはほとんど雄株で実を結ばない。...
ちんちょう‐げ【沈丁花】
⇒じんちょうげ(沈丁花)
すい‐か【翠花/翠華】
《中国で、天子の旗がカワセミの羽で飾ってあったところから》天子の旗。帝王の旗。天皇の旗。
すいちゅう‐か【水中花】
コップなど、水を入れたガラス器の中で開かせる造花。《季 夏》「—培(つちか)ふごとく水を替ふ/波郷」
すいばい‐か【水媒花】
花粉が水によって運ばれて受粉する花。クロモ・セキショウモなど。→虫媒花 →鳥媒花 →風媒花
すえつむ‐はな【末摘花】
《花が茎の末の方から咲きはじめるのを順次摘み取るところから》ベニバナの別名。《季 夏》「わが恋は—の莟かな/子規」 [補説]書名別項。→末摘花
すえつむはな【末摘花】
源氏物語第6巻の巻名。光源氏、18歳から19歳。源氏は常陸宮(ひたちのみや)の娘末摘花と契りを結び、翌朝大きな赤鼻の醜女だったことを知る。 源氏物語の登場人物。常陸宮の娘。容貌は醜いが、古風...
すおう‐ばな【蘇芳花】
絵の具の一。蘇芳を煎じた汁から作った帯紅暗褐色の泥状物。水に溶かすと紫紅色を呈する。蘇芳泡。
すてご‐ばな【捨(て)子花】
ヒガンバナの別名。