きんだいぶんがくろんそう【近代文学論争】
臼井吉見の評論集。上巻は昭和31年(1956)刊行、同年度の芸術選奨文部大臣賞を受賞。昭和50年(1975)に下巻を刊行。
ぎ‐こう【技巧】
技術上の工夫。特に、芸術の制作や表現における技術的な工夫。テクニック。「—を凝らす」
ぎこう‐は【技巧派】
1 芸術で、特に表現上の技巧に重きをおき、美を追求する傾向。 2 スポーツで、特に技巧にすぐれている選手。「—の投手」
ぎこてん‐しゅぎ【擬古典主義】
1 古典芸術を規範とする文学・芸術上の傾向。西欧の啓蒙主義文学などにみられるが、その伝統的形式性にこだわり、内容の浅薄な模倣に終わる傾向もあった。擬古主義。→古典主義 2 明治20年代、西鶴らの...
ぎ‐ほう【技法】
芸術などで、技術上の方法。手法。「伝統的な—によった作品」
ギュンターグラス‐ハウス【Günter Grass-Haus】
ドイツ北部、シュレースウィヒ‐ホルシュタイン州の都市リューベックにある記念館。ノーベル文学賞を受賞し、版画家・彫刻家でもあったギュンター=グラスの芸術作品を展示。
くうかん‐げいじゅつ【空間芸術】
物質的材料を用いて空間に構成される芸術。絵画・彫刻・建築など。造形芸術。→時間芸術
くうきあたま【空気頭】
藤枝静男の小説。昭和42年(1967)、雑誌「群像」に掲載。同年、同作を表題作とする作品集を刊行。第18回芸術選奨文部大臣賞(文学部門)受賞。
轡(くつわ)を並(なら)・べる
馬が首をそろえて並ぶ。また、そろって同じことをする。→轡「各国の芸術と—・べて相競わんと欲せば」〈雪嶺・真善美日本人〉
クニドス【Knidos/Κνίδος】
小アジア地方にあった古代都市。現在のトルコ南西部、ダッチャ半島の先端部に位置する。スパルタ人が築いた植民都市に起源し、のちにドリス人六大都市の一つになった。紀元前7世紀頃から芸術と学問の中心地と...