せい‐たい【青苔】
緑色のコケ。あおごけ。
せき‐たい【石苔】
石の表面に生えたこけ。
せん‐たい【蘚苔】
こけ。
ぜっ‐たい【舌苔】
舌の粘膜の上面に生じるコケ状の付着物。
ぜに‐ごけ【銭苔/地銭】
1 ゼニゴケ科の苔(たい)類。湿地などに群生する。緑色の葉状体で幅約1センチ、長さ約5センチ。地をはい、二股状に分かれる。雌雄異株。傘状の生殖器が上に伸び、雄器托は円盤状、雌器托は手のひら状に裂...
そう‐たい【掃苔】
墓の苔(こけ)をきれいに取り去ること。転じて、墓参り。特に盂蘭盆前の墓参りをいう。《季 秋》「—の埃あげたる箒かな/麦南」
たい【苔】
綱淵謙錠(つなぶちけんじょう)の時代小説。同作を表題作とする小説集は昭和48年(1973)刊行。作品は、明治維新の頃に起きた士族反乱未遂事件、「思案橋事件」を主題とする。
たい【苔】
[人名用漢字] [音]タイ(漢) [訓]こけ 1 下等植物の名。コケ。「青苔・蘚苔(せんたい)」 2 コケ状のもの。「舌苔」 [難読]海苔(のり)
ちず‐ごけ【地図苔】
ヘリトリゴケ科の地衣類。高山の岩石に着生。地衣体は硫黄色で縁が黒い菌糸で囲まれ、地図のような外観を示す。
つの‐ごけ【角苔】
1 ツノゴケ科のコケ植物。道ばたなどの湿った所に群生。濃緑色の葉状体から、高さ3〜4センチの円柱状の胞子体が出て、熟すと縦に裂ける。にわつのごけ。 2 苔(たい)類・蘚(せん)類と並ぶコケ植物の...