にゃくおうじ‐じんじゃ【若王子神社】
京都市左京区にある神社。祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)。熊野の王子信仰に伴い、後白河法皇の勧請によるという。
にゃく‐そう【若僧】
年の若い僧。
にゃく‐ぞく【若族/若俗】
若い人。若者。「ある時は児(ちご)、—の能かと見え」〈花伝・七〉
にゃく‐どう【若道】
男色の道。じゃくどう。「—になづまず傾城嫌ひ」〈浮・栄花一代男〉
にや‐け【若気】
《古くは「にゃけ」か》 1 男が派手に着飾ったり、媚(こ)びるような態度をとったりすること。また、その人。「—男」 2 男色を売る若衆。陰間(かげま)。「長季は宇治殿の—なり」〈古事談・二〉
にや・ける【若気る】
[動カ下一]《名詞「にやけ」の動詞化》 1 男が変にめかしこんだり、色っぽいようすをしたりする。「—・けたやつ」 2 俗に、にやにやする。口許がゆるんで笑顔になる。「彼のことを考え、—・けてしま...
もころ【如/若】
《上代語》同じような状態。よく似た状態。連体修飾語を受ける形で、副詞的に用いられる。「立たせば玉藻の—臥(こ)やせば川藻のごとく」〈万・一九六〉
もし【若し】
[副] 1 (あとに仮定の表現を伴って)まだ現実になっていないことを仮に想定するさま。もしか。万一。「—彼が来たら、知らせてください」 2 (疑問や推量の表現を伴って)確実ではないが、十分ありう...
もし‐か【若しか】
[副]「もし」を強めた言い方。「—失敗したらどうしよう」
もしか‐したら【若しかしたら】
[副]疑いながら推定するさま。ひょっとしたら。もしかすると。「—行き違いになったのかもしれない」