なん【難】
[音]ナン(呉) [訓]かたい むずかしい むつかしい にくい [学習漢字]6年 1 事態がうまくいかない。容易でない。むずかしい。「難易・難解・難局・難渋・難所・難色・難題・難病・難問/困難・...
なん‐かん【難艱】
《「なんがん」とも》苦しい目にあうこと。また、苦しい思いをすること。苦しみ。艱難。「始めは知らずと言ひけれども、—のあまりにありのままに申しける」〈平治・上〉
なん‐ぎょう【難行】
きわめて苦しい修行。自力によって悟りを開く修行。⇔易行(いぎょう)。
なん‐じゅう【難渋】
[名・形動](スル) 1 物事の処置や進行がむずかしくてすらすらいかないこと。また、そのさま。「交渉は—している」「風俗史を編成すること頗る—なる業なるのみか」〈逍遥・小説神髄〉 2 困ること。...
なん‐せん【難戦】
[名](スル)苦しい戦いをすること。また、その戦い。苦戦。「ずいぶん—いたしたような咄を承りました」〈藤村・夜明け前〉
にが・い【苦い】
[形][文]にが・し[ク] 1 舌を刺激し、口がゆがむような嫌な味である。「餅が黒焦げになって—・い」「—・いコーヒー」→五味(ごみ) 2 不快である。おもしろくない。にがにがしい。「交渉決裂の...
にく・い【憎い/悪い】
[形][文]にく・し[ク] 1 そのものに強い抵抗感・不快感を抱くさま。許しがたく思って嫌うさま。にくらしい。「冷酷な犯人が—・い」「不正を許す社会が—・い」 2 (しゃくにさわるほどすぐれてい...
にんじょう‐ずもう【人情相撲】
対戦相手の苦しい事情を推察して、わざと負けてやること。一人八百長(やおちょう)。
ぬき【抜き】
1 取り除くこと。省略すること。「堅苦しいあいさつは—にする」「朝飯—で出社する」 2 ドジョウなどの骨を取ること。また、骨を取ったドジョウやその料理。 3 料理などで、普通は入れてあるものを除...
喉元(のどもと)過(す)ぎれば熱(あつ)さを忘(わす)れる
熱いものも、飲みこんでしまえばその熱さを忘れてしまう。転じて、苦しい経験も、過ぎ去ってしまえばその苦しさを忘れてしまう。また、苦しいときに助けてもらっても、楽になってしまえばその恩義を忘れてしまう。