あおいき‐といき【青息吐息】
困って苦しいときなどに、弱りきって吐くため息。また、そのため息の出る状態。「物価高で—だ」
あく‐せん【悪戦】
[名](スル)不利な苦しい戦い。苦戦。「家庭の犠牲となって是非なく社会に—する」〈木下尚江・良人の自白〉
あくせん‐くとう【悪戦苦闘】
[名](スル) 1 強敵に対して非常に苦しい戦いをすること。 2 困難な状況の中で、苦しみながら努力すること。「少ない予算で—する」
あし‐もと【足元/足下/足許】
1 足が地についている所。また、その周り。「暗いから—に注意して下さい」「—に犬がうずくまる」 2 足の下部。「—に泥はねを上げる」「—が寒い」 3 ある人の、ごく身近な所。身辺。「まず—を固め...
あじゃら‐こう【戯講】
堅苦しいことをぬきにして、ふざけたりして楽しむ会。無礼講。「秋の夜は—して膳を出す/友雪」〈両吟一日千句〉
あつかわ・し【暑かはし/熱かはし】
[形シク]《動詞「あつ(熱)かう」の形容詞化》 1 暑苦しい。「この生絹(すずし)だにいと所せく—・しく、取り捨てまほしかりしに」〈枕・一九八〉 2 煩わしい。うっとうしい。「いとあまり—・しき...
あつ‐くるし・い【暑苦しい】
[形][文]あつくる・し[シク] 1 気温や湿度が高く熱気がこもったようで息苦しい。「満員で—・い車内」 2 いかにも暑そうに見える。「—・い服装」
暑(あつ)さ忘(わす)れて陰(かげ)忘(わす)る
暑さが去るとともに木陰のありがたみを忘れる。苦しいときに人から受けた恩も楽になるとすぐ忘れてしまうことのたとえ。
あぶら‐あせ【脂汗】
じっとりとにじみ出る汗。特に、緊張しているとき、苦しいときなどに出る汗。「—を流す」
あらたま・る【改まる】
[動ラ五(四)] 1 新しくなる。古いもの、旧来のものが新しいものと入れ替わる。「年が—・る」「法規が—・る」 2 悪い点、不備な点などがよいほうへ変わる。改善される。「性根(しょうね)が—・っ...