ふう‐ふう
[副] 1 口をすぼめて何度も息を吹きかけるさま。「熱いそばを—(と)吹きながら食べる」 2 苦しそうな息づかいをするさま。「—(と)あえぎながら駆けてくる」 3 仕事などに追われて苦労するさま...
ほね‐おしみ【骨惜しみ】
[名](スル)苦労するのを嫌がって、怠けること。「—してあまり働かない」
ほね‐おり【骨折り】
1 苦労すること。精を出して働くこと。努力。「お—に感謝します」 2 仕事に対する報酬。「さらば—にこれをそなたへ呑まさう」〈虎寛狂・棒縛〉
ほねおり‐ぞん【骨折り損】
せっかくの苦労がむだになること。「—に終わる」
骨折(ほねお)り損(ぞん)の草臥(くたび)れ儲(もう)け
苦労しても、疲れるだけで、少しも成果が上がらないこと。
骨(ほね)が舎利(しゃり)になっても
たとえ死んでも。どんな苦労があっても。「—、うぬらに夫人を渡さうかいやい」〈伎・商往来〉
骨身(ほねみ)を惜(お)しまず
苦労をいとわず。「—働く」
骨身(ほねみ)を削(けず)・る
体がやせ細るほどに努力し苦労する。「—・って働く」
骨(ほね)を折(お)・る
苦労する。力を尽くす。また、いとわないで人の世話をする。「友人の再就職に—・る」
骨(ほね)を盗(ぬす)・む
1 「骨を惜しむ」に同じ。 2 ひとの苦労を無にする。「いづれもの骨も盗まず、酒手ほどはおませう」〈浄・浦島年代記〉