くづめ‐らくがみ【苦爪楽髪】
苦労しているときは爪の伸びが早く、楽をしているときは、髪の伸びが早いということ。→苦髪楽爪
苦(く)は楽(らく)の種(たね)
現在の苦労は、将来の幸福のもとになるということ。
苦(く)もなく
大して苦労せずに。簡単に。わけもなく。「難問題を—解いてみせた」
苦楽(くらく)を共(とも)に◦する
一緒に苦労をし、一緒に楽しむ。「夫婦で—◦してきた」
くるし・む【苦しむ】
[動マ五(四)] 1 からだに痛みや苦しみを感じる。「病気に—・む」 2 心につらく思う。思い悩む。「恋に—・む」「貧乏で生活に—・む」 3 思うような処理方法が見つからず困る。窮する。「理解...
く‐ろう【苦労】
[名](スル) 1 精神的、肉体的に力を尽くし、苦しい思いをすること。「—が絶えない」「—を共にする」「—の種」「—して育てた子供」 2 (多く「ごくろう」の形で)人に世話をかけたり、厄介になっ...
くろう‐にん【苦労人】
苦労を経験して、世の中の事や人情に通じている人。
けい‐せつ【蛍雪】
苦労して勉学に励むこと。苦学。蛍の光窓の雪。蛍窓(けいそう)。 [補説]晋の車胤(しゃいん)が蛍を集めてその光で書物を読み、孫康が雪の明かりで書物を読んだという故事から。
けいせつ‐の‐こう【蛍雪の功】
苦労して勉学に励んだその成果。「—なってみごと合格する」
けつ‐ぜい【血税】
1 血を搾られるような苦労をして納める税金。負担の重い税金。 2 兵役の義務。明治5年(1872)太政官告諭の「西人之を称して血税という。その生血を以て国に報ずるの謂なり」による。