なが‐ひばち【長火鉢】
居間・茶の間などにおく、長方形の箱火鉢。引き出し・銅壺(どうこ)などがついている。
なごり‐の‐ちゃ【名残の茶】
茶の湯で、残り少なくなった前年の古茶の名残を惜しんで、陰暦8月末日から9月にかけて催す茶会。今は、風炉から炉に移る10月中旬より下旬にかけて催す。名残の茶事。
なごり‐の‐ちゃじ【名残の茶事】
「名残の茶」に同じ。
なす【茄子/茄】
1 ナス科の多年草。栽培上は一年草。葉は大きな楕円形。夏から秋、紫色の花を開く。実を食用とし、果皮はふつう紫黒色で光沢があり、形は品種によって丸いものや細長いものなどさまざま。インドの原産といわ...
なす‐だけ【那須岳】
栃木県北部にある火山。標高1915メートル。茶臼(ちゃうす)岳。また、連なる三本槍岳・朝日岳・南月山・黒尾谷岳を含めた五岳の総称。那須山。
なずら・える【準える/准える/擬える】
[動ア下一][文]なずら・ふ[ハ下二]「なぞらえる」に同じ。「世間を荒海に—・える」「茶室に—・えた造り」
なっ‐とう【納豆】
1 よく蒸した大豆に納豆菌を加え、適温の中で発酵させた食品。粘って糸を引くので糸引き納豆ともいい、関東以北でよく用いる。《季 冬》「—の糸引張って遊びけり/一茶」 2 蒸した大豆に麹(こうじ)を...
なつめ【棗】
1 クロウメモドキ科の落葉高木。葉は卵形で、3本の脈が目立ち、互生する。夏、黄緑色の小花をつけ、楕円形の実を結び、暗赤褐色に熟す。実は食用に、また漢方で乾燥させたものを大棗(たいそう)といい、強...
なでしこ【撫子/瞿麦】
1 ナデシコ科の多年草。山野に自生し、高さ約50センチ。葉は線形で白色を帯び、対生。夏から秋、淡紅色の花を開き、花びらの先は細く裂けている。秋の七草の一。とこなつ。かわらなでしこ。やまとなでしこ...
なに‐か【何か】
[連語] 《代名詞「なに」+助詞「か」》 1 《「か」は副助詞》感覚・願望などの内容がはっきりしない事物をさす。「—がありそうだ」「お茶か—飲みたい」 2 《「か」は係助詞。感動詞的に用いる》...