かかえ‐ぬし【抱え主】
使用人を雇っている人。特に芸者・娼妓(しょうぎ)・茶屋女などの雇い主。抱え親。
かがみ【鏡/鑑/鑒】
1 人の姿や物の形を映し見る道具。古くは青銅・白銅・鉄などの表面に水銀に錫(すず)をまぜたものを塗って磨いて作った。形は方円・八つ花形などがある。現在のものは、ガラス板の裏面に水銀を塗ってある。...
かき‐いろ【柿色】
1 柿の実の色に似た、黄色を帯びた赤い色。 2 柿の渋で染めた色。赤茶色。 3 弁柄(べんがら)に少し墨を入れた暗褐色の染め色。
かきいろ‐がみ【柿色紙】
柿色に似た赤茶色の紙。初め伊豆の修善寺(しゅぜんじ)付近で作られた。かきがみ。
かき‐そ【柿衣/柿麻】
1 柿の渋で染めた、赤茶色の衣服。江戸時代、酒屋の奉公人の仕着せに用いられた。かき。 2 柿の渋で染めた布の色。
かき‐の‐へた【柿の蔕】
朝鮮茶碗の一。鉄分の多い砂まじりの土で作り、青みがかったガラス様の釉(うわぐすり)をかけたもの。伏せた形や色が柿のへたに似るところから、千利休の命名といわれる。
かぎ‐ちゃ【嗅ぎ茶】
茶の香味・風味をかいで調べ、そのよしあしを鑑別すること。利き茶。《季 春》
か・く【欠く/闕く】
[動カ五(四)] 1 かたい物の一部分を壊す。損ずる。「茶碗のふちを—・く」「氷を—・く」 2 なくては困るもの、また必要とするものが備わっていない。あるべきものを持たない。「精彩を—・く表情...
かく【殻〔殼〕】
[常用漢字] [音]カク(漢) [訓]から 〈カク〉物の表面を覆う堅い外皮。「甲殻・耳殻・地殻・卵殻」
〈から(がら)〉「貝殻・茶殻・籾殻(もみがら)」 [難読]苧殻(おがら)・枳殻(からたち)
かけがわ【掛川】
静岡県南西部の市。もと東海道の宿場町、太田氏の城下町。茶の生産・出荷地で、楽器・OA機器などの工業も盛ん。葛布(くずふ)を特産する。人口11.6万(2010)。