みず‐くさ【水草】
水中や水面に生える草。すいそう。みくさ。
みず‐タバコ【水タバコ】
水パイプを使って吸うタバコ。専用の葉がある。中近東の喫煙法。シーシャ。
みずたま‐そう【水玉草】
1 アカバナ科の多年草。山野の林下に生え、高さ40〜60センチ。茎の節がやや膨らみ、長卵形の葉が対生する。夏、白い小花を総状につけ、実はほぼ球形で、白い毛が密生する。 2 ホシクサの別名。
みそがわ‐そう【味噌川草】
シソ科の多年草。深山の河原などに群生し、高さ60〜90センチ。茎は四角柱で枝分かれせず、葉は狭卵形で対生する。夏から秋、紫色の唇形の花をつけ、穂状をなす。木曽川源流の味噌川に多いところからの名。
みち‐くさ【道草】
[名](スル) 1 道ばたに生えている草。 2 目的の所へ行き着く途中で、他の物事にかかわって時間を費やすこと。「お使い帰りに—する」
みちくさ【道草】
夏目漱石の小説。大正4年(1915)発表。大学教授である主人公健三が、世俗的社会に束縛され、孤独に生きるさまを描いた自伝的作品。
みつば‐あけび【三葉木通/三葉通草】
アケビ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。葉は卵形の3枚の小葉からなる複葉。4月ごろ、黒紫色の雄花と雌花とをつける。実はアケビに似て、紫色に熟して裂け、白い果肉がのぞく。実は食用、つるはかごなどを作る。
み‐まくさ【御秣/御馬草】
秣(まぐさ)を尊んでいう語。「この岡に草刈る童(わらは)な然(しか)刈りそねありつつも君が来まさむ—にせむ」〈万・一二九一〉
みみかき‐ぐさ【耳掻草】
タヌキモ科の多年生の食虫植物。湿地に生え、高さ10〜15センチ。細く白い地下茎が泥中を走り、捕虫袋がまばらにつく。葉は線形で地下茎から出る。8〜10月、花茎を出して、黄色の花を数個つける。花後、...
みみな‐ぐさ【耳菜草】
ナデシコ科の越年草。道端に生え、高さ15〜25センチ。根元から枝分かれし、茎は暗紫色。茎・葉に毛がある。葉は卵形で、形をネズミの耳に見立ててこの名があるという。春から夏、白い5弁花を開く。若葉は食用。