ぎん‐めん【銀面】
馬具の一。唐鞍(からくら)を置くときに、馬の面を飾る銀めっきの用具。額に唐花、額の上には、菖蒲形(しょうぶがた)を着ける。
くき【久喜】
埼玉県北東部の市。東北本線と東武伊勢崎線とが交差する交通の要地。足利政氏の館跡の甘棠院(かんとういん)がある。平成22年(2010)に菖蒲町・栗橋町・鷲宮町と合併。人口15.1万(2024)。
グラジオラス【gladiolus】
アヤメ科の多年草。高さ約1メートル。葉は剣状で2列につく。夏、赤・白・黄などの色の花が総状に咲く。南アフリカ原産の園芸雑種で、切り花用に栽培。オランダあやめ。唐菖蒲(とうしょうぶ)。《季 夏》
こもん‐がわ【小紋革】
小桜・菖蒲(しょうぶ)など小さい草花の文様を染め抜いた革。甲冑(かっちゅう)などに用いられた。
しばた‐じょう【新発田城】
新潟県新発田市にあった城。室町時代は新発田氏代々の城で、慶長3年(1598)から溝口秀勝が修築。のち、数度の火災にあい、現存の城門とやぐらは享保4年(1719)の火災後の建物。菖蒲(あやめ)城。...
しょう【菖】
[人名用漢字] [音]ショウ(シャウ)(呉)(漢) 草の名。「菖蒲(しょうぶ)/石菖」 [難読]菖蒲(あやめ)
しょうぶ‐うち【菖蒲打ち】
端午の節句に行われた男の子の遊び。ショウブの葉を編んで縄状にし、地面にたたきつけて大きな音の出たものを勝ち、または切れたほうを負けとした。菖蒲叩(たた)き。《季 夏》「御城下やここの辻にも—/水巴」
しょうぶ‐がわ【菖蒲革】
《「しょうぶかわ」とも》 1 型染めの藍革の一。地を藍で染め、ショウブの葉や花の文様を白く染め抜いたシカのなめし革。「菖蒲」の音が「尚武」に通じるところから、多く武具に用いた。 2 1に似せて染...
しょうぶ‐きり【菖蒲切り】
昔、端午の節句に、男の子が印地(いんじ)打ちをしたあとで、菖蒲刀で切り合った遊び。
しょくぶつ‐ゆ【植物湯】
草木の葉や実などを入れた風呂。菖蒲湯(しょうぶゆ)や柚湯(ゆずゆ)のほか、モモの葉やイチジクの葉、バラの花なども多く使われる。