くり‐ひろ・げる【繰(り)広げる】
[動ガ下一][文]くりひろ・ぐ[ガ下二] 1 順々に広げる。「巻き物を目の前に—・げる」 2 新しい情景を次々に展開する。「熱戦を—・げる」「華麗な舞台が—・げられる」
けん‐らん【絢爛】
[形動][文][ナリ] 1 華やかで美しいさま。きらびやかなさま。「豪華—」 2 詩歌や文章の表現が、豊富な語彙(ごい)や凝った言い回しなどで美的に飾られていて、華麗な印象を与えるさま。「口を...
げんか‐たい【元嘉体】
中国で、元嘉期に興った詩風。謝霊運・顔延之・鮑照(ほうしょう)らが代表的詩人。華麗な文体で山水の美を詠じた。
こうし‐たい【黄氏体】
中国の花鳥画の一様式。黄筌(こうせん)に始まるもので、鉤勒塡彩(こうろくてんさい)を特色とする精細華麗な画風。富貴体。→徐氏体(じょしたい)
こ‐そで【小袖】
1 現在の和服のもととなった、袖口の小さく縫いつまっている衣服。平安末期ごろは貴族が装束の下に着る白絹の下着であったが、鎌倉時代になると一般に袖に丸みをつけて数枚を重ね着しはじめ、しだいに上着の...
コリント‐しき【コリント式】
古代ギリシャ建築の列柱様式の一。ドリス式・イオニア式よりのちに成立。アカンサスの葉を飾った華麗な柱頭が特色。
ゴブラン‐おり【ゴブラン織】
ベルギーの染織家ゴブラン(J.Gobelin)が15世紀にパリで創製したといわれる綴(つづ)れ織り。人物・静物・風景などを色糸で精巧華麗に織り出したもので、壁掛けに用いる。
獅子(しし)に牡丹(ぼたん)
堂々たる獅子の姿に、華麗な牡丹の花を配した図柄。取り合わせのよいもののたとえ。
しろく‐ぶん【四六文】
漢文の文体の一。4字または6字の句を基本とし、対句を用いて句調を整え、典故を多用した華麗な文章。中国で六朝(りくちょう)から唐にかけて流行。日本では奈良・平安時代の漢文に多く用いられた。四六駢儷...
しん‐バロック【新バロック】
《(ドイツ)Neubarock》19世紀後半、欧州で興った芸術思潮。特に、建築分野における華麗で動的なバロック様式の復興をいう。