たいへいき【太平記】
南北朝時代の軍記物語。40巻。小島法師作と伝えられるが未詳。応安年間(1368〜1375)の成立とされる。鎌倉末期から南北朝中期までの約50年間の争乱を、華麗な和漢混交文で描く。 「太平記読...
だいりせき‐きゅうでん【大理石宮殿】
《Mramornïy dvorets/Мраморный дворец》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグにある新古典主義様式の宮殿。ネバ川に面する。18世紀後半、エ...
チゴイネルワイゼン【(ドイツ)Zigeunerweisen】
《ジプシーの旋律の意》サラサーテ作曲のバイオリン曲。華麗な技巧と哀愁に満ちた旋律で知られる。ツィゴイネルワイゼン。ツィゴイナーワイゼン。
つばさ‐ジャパン【翼ジャパン】
飛び込み競技の日本代表チームの愛称。平成27年(2015)に日本水泳連盟が発表した。 [補説]飛び込み台から空中に飛び出して、華麗な技を繰り出しながら飛び込むさまから。
てん‐かい【展開】
[名](スル) 1 広くひろげること。また、広くひろがること。「眼下に—する平野」 2 物事をくりひろげること。「大論争を—する」「華麗なる演技が—される」 3 次の段階に進めること。また、次の...
とよたけ【豊竹】
義太夫節の太夫の家名。竹本義太夫の門人、豊竹若太夫(越前少掾(えちぜんのしょうじょう))に始まる。語り風は華麗な節回しを特徴とし、竹本の堅実な西風(にしふう)に対して東風(ひがしふう)といわれる。
なべしま‐やき【鍋島焼】
江戸前期、肥前鍋島家が藩窯で焼かせた磁器。寛永5年(1628)の始まりと伝えるが、延宝3年(1675)松浦郡大川内に窯を移してから最盛期を迎えた。貴紳への献上品の焼造を主眼として、精巧華麗な作風...
ならえ‐ほん【奈良絵本】
奈良絵を挿絵とした一種の絵本。御伽草子(おとぎぞうし)を主とし、金泥(きんでい)・銀泥を用いた細密華麗な描写のものもある。わかりやすく明快な表現が愛され、庶民に普及した。
ネアモニ‐しゅうどういん【ネアモニ修道院】
《Nea Moni》エーゲ海のヒオス島にある修道院。11世紀、コンスタンティヌス9世によって建てられた。外観は質素だが内部は華麗に装飾され、聖母マリアの図が名高い。1990年に「ダフニ修道院群、...
ネオ‐バロック【(フランス)néo-baroque】
19世紀後半のヨーロッパで、古典主義に代わって起こった美術や音楽の様式。特に建築様式の上で明晰(めいせき)単純な形式に対して、華麗で変則的な傾向が一世を風靡(ふうび)した。