あくしょ‐おち【悪所落ち】
遊里へ行くこと。「礼場(れいば)(=葬儀場)よりすぐに—の内談」〈浮・一代女・三〉
いちや‐かざり【一夜飾り】
門松などを大晦日(おおみそか)に飾りつけること。年神(としがみ)に対して誠意に欠ける、また、葬儀の準備を連想させるとして忌む。
いっぱん‐そう【一般葬】
親族だけでなく、知人や関係者に広く知らせて行う一般的な葬儀。家族葬に対してできた語。
いん‐どう【引導】
1 仏語。衆生を導いて悟りの道に入らせること。 2 葬儀の際に導師が棺の前に立ち、死者が悟りを得るように法語を唱えること。また、その法語。 3 先に立って導くこと。「—の山伏に、いかなる御座敷候...
えこう‐ちょう【回向帳】
葬儀に際して、贈られた供物や香典の額、贈り主の氏名などを記録しておく帳面。香典帳。
エンゼル‐メーク
《(和)angel+make》葬儀などに際し、遺体の顔つきを整えること。頰を含み綿で整えたり、生前の顔色に近いメーキャップをほどこしたりする。エンゼルケア。エンジェルメーク。エンディングメーク。
エンディング‐ノート
《(和)ending+note》人生の終盤に起こりうる万一の事態に備えて、治療や介護、葬儀などについての自分の希望や、家族への伝言、連絡すべき知人のリストなどを記しておくノート。 [補説]遺言状...
エンバーミング【embalming】
遺体に防腐処理を施す技術。長期保存や感染症の防止のほか、葬儀に際して、傷を修復したり生前の面影を復元したりする目的でも行われる。
おう‐ばん【黄幡】
1 葬儀のときに用いる黄色の旗。 2 暦注の八将神の一。軍陣の守護神。弓始めに、この神のいる方角に向かって射れば吉とし、また、その方角に門を建てたり土を掘ったりすることは凶とした。
おはな‐りょう【御花料】
《「死者の霊前に供える花の代」の意》キリスト教による葬儀の際に、香典の上書きに使う言葉。