にわ‐ぐら【庭蔵】
母屋から離して庭に建てる蔵。穀物・道具・商品などを収める。内蔵や金蔵に対していう。
はやしや‐しょうぞう【林屋正蔵】
[1780〜1842]落語家。初世。林屋(5代目から林家)派の祖。江戸の人。初世三笑亭可楽の門下。道具を使用した怪談噺(ばなし)を創始。戯作もよくした。
ひ‐ぞう【秘蔵】
[名](スル)《古くは「ひそう」》 1 人にはあまり見せずに大切にしまっておくこと。また、そのもの。「書画骨董を—する」 2 自分のもとから離さず、大切にかわいがり育てること。また、その人。「—...
ふうりゅうみじんぞう【風流微塵蔵】
幸田露伴の長編小説。明治26年(1893)から明治28年(1895)にかけて、「国会」紙に連載。未完。
ふく‐ぞう【腹蔵/覆蔵】
本心を隠して表に出さないこと。「—のないところが知りたい」
ふたりのむさし【二人の武蔵】
五味康祐による剣豪小説。昭和31年(1956)から昭和32年(1957)にかけて「読売新聞」に連載。昭和32年(1957)刊行。昭和35年(1960)渡辺邦男監督により映画化。
ふな‐ぐら【船蔵/船倉/船庫】
1 船を納めておく倉庫。船小屋。 2 「船倉(せんそう)」に同じ。
ぶん‐ぞう【分蔵】
書物・美術品などをいくつかの場所に分けて所蔵すること。
ぶんぞう【文蔵】
狂言。太郎冠者が主人の伯父の家でごちそうになった温糟粥(うんぞうがゆ)の名を失念し、主人に長々と「源平盛衰記」の石橋山合戦を語らせて、その中の文蔵の名でやっと思い出す。
プール‐ちょぞう【プール貯蔵】
⇒湿式貯蔵