かん‐ぞう【館蔵】
[名](スル)美術館・博物館・図書館などが所蔵、または収蔵していること。「—品の目録」
き‐ぞう【寄蔵】
贓物(ぞうぶつ)罪となった行為の一。犯罪行為で得た物と知りながら預かり隠すこと。法律用語としては平成7年(1995)の刑法改正以前のもので、改正後は「保管」という。
き‐ぞう【帰蔵】
古代中国の三易(さんえき)の一。殷(いん)代に行われた占法。
きちぞう【吉蔵】
江戸時代、下男の通称。「大方は—、三助が成り上がり」〈浮・永代蔵・一〉
きゅう‐ぞう【吸蔵】
[名](スル)気体が固体に吸収されて、内部に入り込む現象。パラジウムは体積の数百倍の水素を吸蔵する。
きゅう‐ぞう【旧蔵】
[名](スル) 1 以前から所蔵していること。また、その物。「—の品を寄贈する」 2 以前に所蔵していたこと。また、その物。「古刹に—されていた経巻」
きょう‐ぞう【経蔵】
1 三蔵の一。釈迦(しゃか)の説いた教えの総称。 2 寺院で、一切経などの経典を納めておく蔵。経堂。
くどく‐ぞう【功徳蔵】
仏語。 1 功徳を多く積んだことを蔵にたとえていう語。功徳の宝蔵。 2 阿弥陀仏の別称。 3 阿弥陀経で説く、自力回向(えこう)の念仏のこと。
くら【蔵/倉/庫】
1 家財・商品などを安全に保管するための建物。倉庫。 2 歌舞伎などで、予定していた興行をやめにすること。→御蔵(おくら)1 3 鎌倉・室町時代、質屋のこと。
くら‐の‐かみ【尚蔵】
蔵司(ぞうし)の長官。