ぎょう‐はく【澆薄】
[名・形動]道徳が衰えて人情のきわめて薄いこと。また、そのさま。「人情の—に流るるをいと嘆かわしきことに思いて」〈逍遥・小説神髄〉
けいちょう‐ふはく【軽佻浮薄】
[名・形動]気分が浮ついていて、行動が軽々しいこと。また、そのさま。「—な連中」
けい‐はく【軽薄】
[名・形動] 1 言葉や態度が軽々しくて、思慮の深さや誠実さが感じられないこと。また、そのさま。「流行にとびつく—な男」「—な口調」 2 人の機嫌をとること。また、その言葉。おせじ。ついしょう。...
こう‐はく【厚薄】
あついこととうすいこと。物事の程度・度合いなどにいう。「愛情の—」
こく‐はく【酷薄/刻薄】
[名・形動]残酷で薄情なこと。また、そのさま。「—な高利貸し」 [派生]こくはくさ[名]
こめ‐すすき【米薄】
イネ科の多年草。高地に生え、高さ20〜40センチ。茎の根元に細長い葉がつく。夏、茎の先に褐色の穂をまばらにつける。
しな‐うす【品薄】
[名・形動]需要に対して、商品の供給が不足していること。また、そのさま。品枯れ。「長雨で野菜が—になる」
しの‐すすき【篠薄】
1 篠や薄(すすき)。また、篠竹の群がり生えたもの。「妹(いも)らがり我が行く道の—我し通はばなびけ篠原」〈万・一一二一〉 2 まだ穂の出ない薄。「穂に出でぬ物思ふらし—招くたもとの露しげくして...
じ‐うす【地薄】
[名・形動]布地が薄いこと。また、そのさま。「—な生地」⇔地厚。
すすき【薄/芒】
1 イネ科の多年草。山野に群生し、高さ約1.5メートル。秋、茎の頂に十数本の枝を出し、黄褐色から紫褐色の大きい花穂をつける。これを俗に尾花といい、秋の七草の一。葉・茎を屋根をふくのに用いた。かや...