きょしん‐へいき【虚心平気】
[名・形動]「虚心坦懐(きょしんたんかい)」に同じ。「彼はその女のためにどんなことでも—にやってのけたに違いない」〈葉山・海に生くる人々〉
きょ‐じ【虚字】
中国古典語法において、言葉を実字と虚字に2分類する場合、概念を表さず文法的な関係を示す文字。例えば、前置詞・助動詞・接続詞・感嘆詞・否定詞的な働きをもつもの。→実字(じつじ)
きょ‐じ【虚辞】
うそ。虚言。
きょ‐じく【虚軸】
⇒虚数軸(きょすうじく)
きょ‐じつ【虚実】
1 実質・実体のあることとないこと。 2 うそとまこと。虚構と事実。「—とりまぜて語る」 3 「虚虚実実」の略。
きょ‐じつ【虚日】
何事もない平穏な日。ひまな日。
きょじつ‐ひにく【虚実皮膜】
《「きょじつひまく」とも》近松門左衛門の芸術論で、芸の真実は虚構と現実との微妙なはざまにあるとするもの。穂積以貫(ほづみいかん)の聞き書きによるとされる「難波土産(なにわみやげ)」(三木平右衛門...
きょじつ‐ひまく【虚実皮膜】
⇒きょじつひにく(虚実皮膜)
きょ‐じゃく【虚弱】
[名・形動]力や勢いが弱いこと。特に、からだが弱いこと。また、そのさま。「—な体質」 [派生]きょじゃくさ[名]
きょじゃく‐こうれいしゃ【虚弱高齢者】
介護保険法に基づく要介護認定で自立と判定され、要介護・要支援の状態ではないが、心身機能の低下や病気などのため、日常生活の一部に介助を必要とする高齢者。→要援護高齢者