ぞうび‐ちゅう【象鼻虫】
ゾウムシの別名。
ぞう‐むし【象虫/象鼻虫】
甲虫目ゾウムシ科の昆虫の総称。体長2センチほどで外皮は非常に硬く、吻(ふん)が長く伸びて象の鼻を思わせる。幼虫・成虫とも植物性のものを食べ、多数の害虫も含まれ、世界に4万種以上が知られる。イネゾ...
ぞうり‐むし【草履虫】
1 繊毛虫(せんもうちゅう)類ゾウリムシ科の原生動物。有機物の多い淡水にすむ。体長約0.2ミリ、細長い草履形で、繊毛を動かして移動する。 2 ワラジムシの俗称。
たいこ‐むし【太鼓虫/水蠆】
トンボの幼虫、やごの俗称。《季 夏》
たいよう‐ちゅう【太陽虫】
肉質類の原生動物。直径約50マイクロメートルの球状の体から偽足を放射状に出す。池沼のプランクトンの一。
た‐がめ【田鼈/水爬虫】
半翅(はんし)目タガメ科の昆虫。水田や沼にすみ、体長6センチくらい。体は長卵形で扁平、暗黄褐色。鎌状の前脚で他の昆虫や魚・カエルなどを捕らえて体液を吸う。かっぱむし。こうやひじり。どんがめ。《季 夏》
たけのこ‐むし【筍虫】
ウマバエの幼虫。たけのこ状をしている。
たでくうむし【蓼喰ふ虫】
谷崎潤一郎の小説。昭和3〜4年(1928〜1929)発表。離婚の機会を待っている名目だけの夫婦、要と美佐子の心理的経緯を描く。古典的、純日本的なものへ回帰する作者の転機を示した作品。
たま‐むし【玉虫/吉丁虫】
1 ㋐甲虫目タマムシ科の昆虫。体長約3.5センチ。体は紡錘形。翅(はね)は緑色の地に紅紫色の縦縞があり、金属光沢があって美しく、古くから装飾に用いられた。幼虫は桜・ケヤキなどの材部を食害する。本...
た‐むし【田虫】
白癬(はくせん)の一種。皮膚に小さな丸い斑点ができ、周囲に円状に広がり、中央部の赤みが薄れて輪状の発疹(ほっしん)となり、かゆみがひどい。股間(こかん)にできるものを「いんきんたむし」ともいう。...