も‐ぬ・ける【蛻ける】
[動カ下一][文]もぬ・く[カ下二] 1 抜けて外へ出る。抜ける。脱する。「新妻の事でも想像して魂が—・けたな」〈有島・クララの出家〉 2 蝉(せみ)や蛇が外皮を脱ぐ。脱皮する。「—・けたる虫の...
もの‐の‐あなた【物の彼方】
1 物のあちら。物の向こう側。 2 死後の世界。来世。のちの世。「—思う給へやらざりけるが」〈源・鈴虫〉
もみ‐つぶ・す【揉み潰す】
[動サ五(四)] 1 もんでつぶす。「虫を—・す」 2 力ずくで負かす。「大軍に—・される」 3 強引なやり方で消し去る。握りつぶす。「スキャンダルを—・す」
もよおし‐がお【催し顔】
[名・形動ナリ]うながすような顔つき。また、そのさま。「草むらの虫の声々—なるも」〈源・桐壺〉
モルフォ【(ラテン)Morpho】
鱗翅(りんし)目モルフォチョウ属の昆虫の総称。大形のチョウで、翅(はね)は幅広く、多くは金属光沢のある青色に輝く。中南米に分布。タイヨウチョウなど。
もんき‐あげは【紋黄揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張11〜14センチ。翅は黒く、後ろ翅に黄白色の紋がある。暖地に多く、幼虫はキハダ・カラスザンショウなどの葉を食べる。
もんき‐ちょう【紋黄蝶】
シロチョウ科のチョウ。早春から出現する。翅(はね)の開張約5センチ。雄の翅は黄色で、前翅の外縁に黒紋、後ろ翅の中央に黄白色の円紋をもつ。雌は黄色と黄白色とがある。幼虫の食草はウマゴヤシ・コマツナ...
もんくろ‐しゃちほこ【紋黒鯱】
シャチホコガ科のガ。翅(はね)の開張約4.5センチ。体と翅は白色で、前翅に黒紋がある。幼虫は桜毛虫ともよばれ、夏の終わりから秋にかけて、サクラ・ナシなどの木に大発生することがある。
もんしろ‐ちょう【紋白蝶】
シロチョウ科のチョウ。最も普通にみられるチョウで、翅(はね)の開張5、6センチ。翅は白色で、前翅の先端が黒く、前翅に二点、後ろ翅の前縁に一点の黒紋がある。幼虫は菜の青虫・菜種虫などとよばれ、キャ...
モントリオール‐しょくぶつえん【モントリオール植物園】
《Jardin botanique de Montréal》カナダ、ケベック州の都市モントリオールにある植物園。世界有数の規模を誇り、中国国外では最大の中国庭園や茶室などを備えた日本庭園のほか、...