いえ【家】
1 人の住むための建物。すまい。家屋。「—を建てる」 2 自分の住んでいる建物。うち。自宅。「あすは—にいます」「友人を—に招く」 3 夫婦・親子・兄弟など血縁の近いものが生活を共にする小集団。...
いえ‐の‐こ【家の子】
1 武家社会で、主家に従属する一族および従者。 ㋐平安末期から鎌倉時代にかけて、次男以下の者や庶子などの血縁者で、名跡を継いだ惣領(そうりょう)の支配を受けた者。 ㋑(一般の)家臣・従僕。 2 ...
いっけ‐しゅう【一家衆】
浄土真宗で、本願寺法主と同じ家系の一族。のちには末寺の寺格を示すものとなり、血縁者以外も加わった。連枝。院家(いんげ)。
いっ‐とう【一党】
1 同じ利益・思想などによって結ばれている仲間。「同志の—を率いる」 2 一つの政党。一つの党派。「—独裁」 3 特に、血縁や地縁で結ばれた中世の武士の集団。
う‐えん【有縁】
1 仏語。仏・菩薩(ぼさつ)などに会い教えを聞く縁があること。「—の衆生(しゅじょう)」⇔無縁。 2 互いにかかわりのあること。地縁・血縁など、深い関係があること。⇔無縁。「この家に—のあるもの...
うから【親族】
《上代は「うがら」》血縁の人々の総称。血族。しんぞく。「—やから」「わが家もこの国にて聞ゆる—なるに」〈鴎外・文づかひ〉
エスティーアール‐けんさほう【STR検査法】
《STRは、Short Tandem Repeat の略》DNA上にみられる数塩基単位の反復配列(マイクロサテライト)の反復回数の違いに着目して、個人の識別や血縁関係の判定を行う、DNA鑑定の手...
えん【縁】
1 《(梵)pratyayaの訳》仏語。結果を生じる直接的な原因に対して、間接的な原因。原因を助成して結果を生じさせる条件や事情。「前世からの—」 2 そのようになるめぐりあわせ。「一緒に仕事を...
えん【縁】
[常用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]ふち へり よる ゆかり えにし よすが 〈エン〉 1 物のへり。ふち。「縁海・縁辺/外縁・周縁」 2 物事のつながり。かかわりあい。ゆかり。「縁由...
えん‐あい【縁合(い)】
1 親類という関係。血縁。縁続き。「吉川と岡本との関係、岡本とお延との—」〈漱石・明暗〉 2 結びつき。関係の深いこと。「五ヶ年養育致候—を以て」〈漱石・道草〉