どうみゃく‐けつ【動脈血】
肺でガス交換を終え、鮮紅色で多量の酸素・栄養素を含む血液。一般に動脈を流れる。
どうみゃくけつ‐さんそほうわど【動脈血酸素飽和度】
動脈を流れる血液中のヘモグロビンのうち、酸素が結合したオキシヘモグロビンの比率。酸素を運搬できる最大限の状態に対し、実際にどの程度の割合で酸素を運搬しているかを表す。この比率をパルスオキシメータ...
どうよう‐もうさいけっかん【洞様毛細血管】
⇒類洞
どく‐ち【毒血】
病毒を含んだ血。悪血(おけつ)。
どっけつ‐しょう【毒血症】
ジフテリア・ガス壊疽(えそ)・破傷風などの病原微生物がつくりだす毒素や、尿毒症・妊娠中毒症の原因となる代謝産物が、血液中に入ったために生じる全身的症状。
ない‐しゅっけつ【内出血】
[名](スル)体内で出血が起こること。血液が組織や体腔内にとどまって体外に出ない状態。「打撲部位が—する」⇔外出血。
なが‐ち【長血】
子宮から血のまじったおりものが長期間出ること。赤帯下(しゃくたいげ)。
なま‐ち【生血】
新鮮な血。いきち。
なんべい‐しゅっけつねつ【南米出血熱】
中南米で発生している、アルゼンチン出血熱、ベネズエラ出血熱、ブラジル出血熱、ボリビア出血熱など、ウイルスの感染によって発症する出血性熱疾患の総称。感染症予防法の1類感染症、検疫法の検疫感染症の一...
にほん‐じゅうけつきゅうちゅう【日本住血吸虫】
住血吸虫の一種。体は細長いひも形で雌が雄より大きい。中間宿主はカタヤマガイ。貝から出た幼虫は皮膚を通して人・牛・犬・猫などの腸間膜に寄生。粘血便・発熱・腹痛、慢性期になると肝硬変などの疾患を起こ...