もごよ・う
[動ハ四] 1 うねって行く。のたくる。「八尋鰐(やひろわに)になりて、はひ—・ひき」〈記・上〉 2 足腰が立たず腹ばいになって行く。「逃げてたゆれ—・ひつつ往けば」〈宇津保・楼上上〉
もしく‐は【若しくは】
《漢文訓読から生じた語》 [接]どちらか一方を選択するのに用いる語。あるいは。さもなければ。または。「行くか、—やめるか」「賄賂を収受し又は之を要求—約束したるときは」〈刑法・一九七条〉 →又...
もち
[副]「もちろん」の略。「『君も行くかい』『—、行くさ』」
もちどり‐の【黐鳥の】
[枕]とりもちにかかった鳥が飛び立てないところから離れにくい意の「かからはし」にかかる。「—かからはしもよ行くへ知らねば」〈万・八〇〇〉
もって‐まわ・る【持って回る】
[動ラ五(四)] 1 持って、あちらこちらに行く。「大きなかばんを一日中—・る」 2 必要以上に遠回しの言い方やしかたをする。「—・った言い方をするな」
もて‐まい・る【持て参る】
[動ラ四]「持って来る」「持って行く」の意の謙譲語。持参する。「僧都、琴をみづから—・りて」〈源・若紫〉
もて‐ゆ・く【持て行く】
[動カ四] 1 持って行く。持参する。「薄色の衣の表を解きて…愛宕(おたぎ)に—・きて」〈古本説話集・上〉 2 (他の動詞の連用形に付いて)しだいに…していく。「やうやう赤み—・くも、なかなか色...
もの・する【物する】
[動サ変][文]もの・す[サ変]《ある動作をそれと明示しないで婉曲(えんきょく)に表現する語》 1 詩文などを作る。「傑作を—・する」「一句—・する」 2 「ある」「居る」、また「行く」「来る」...
もる‐め【守る目】
人が見守ること。番をしていること。また、その目。「—のみあまた見ゆれば三笠山知る知る如何さして行くべき」〈後撰・恋六〉
モルワイデ‐ずほう【モルワイデ図法】
地図投影法の一。1805年にドイツの天文学者・数学者モルワイデ(K.B.Mollweide)が考案した正積図法。楕円形の長軸を赤道とし、短軸の2倍にして描くもの。中央経線は直線であるが、他の経線...