さき‐まわり【先回り】
[名](スル) 1 近道を行くなどして、相手より先に目的地に行くこと。「—して一行の到着を待つ」 2 相手より先に物事をしたり、考えたりすること。「—した言い方」
さ‐ぎちょう【左義長/三毬杖】
《もと、毬杖(ぎちょう)を三つ立てたところからという》小正月の火祭りの行事。宮中では、正月15日および18日に清涼殿の東庭で、青竹を束ねて立て、これに吉書(きっしょ)・扇子・短冊などを結びつけ、...
さ・く【離く/放く】
[動カ四]間を離す。離して遠ざける。また、仲を隔てる。「行くさには二人我が見しこの崎をひとり過ぐれば見も—・かず来(き)ぬ」〈万・四五〇〉
[動カ下二] 1
に同じ。「天の原踏みとどろかし...
さくほう‐し【冊封使】
中国で、冊封のために天子の任命書を持って近隣の国へ行く使者。
さく・む
[動マ四]岩や木の間を押し分け、踏み分けて行く。「岩根—・みてなづみ来し」〈万・二一〇〉
さくら‐のり【桜海苔】
紅藻類のオキツノリの別名。また、オキツノリなど桜色をしているノリ。《季 春》「水の江や吉野見に行く—/西鶴」
ささわけ‐ごろも【笹分け衣】
笹原を分けて行くときに着ている衣。「嵐吹くささの岡べの朝露に—ぬれつつぞ行く」〈夫木・二八〉
さざれ‐みず【細水】
さらさらと音を立てて流れる水。「いつとなくしほたれ山の—暮れ行くままに音そへつなり」〈散木集・八〉
さし‐ずめ【差(し)詰め】
[名・形動] 1 直接かかわること。また、そのさま。「色界の法則には—な倫理的目的…なぞあるわけはなく」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉 2 行き詰まってしまうこと。また、その状態。どんづまり。「死...
さしめ
《尊敬の助動詞「さしも」の命令形》軽い敬意を含んだ命令や要求を表す。…なさい。…ください。→しめ「身ひとりはえ行くまいほどに、わごりょも来てくれさしめ」〈虎明狂・乳切木〉 [補説]室町後期に用い...