じっぽう‐ぐれ【十方暮れ】
1 暦注の一。甲申(きのえさる)から癸巳(みずのとみ)までの10日間の称。この間は十方の気がふさがり、万事に凶とされる。 2 空がどんよりと曇っていて暗いこと。途方に暮れることの形容にも用いる。...
自分(じぶん)と
1 ひとりでに。自然と。「穏かな空が…—薄くなって行く所であった」〈漱石・門〉 2 みずから進んで。「—自分の心を引締める」〈秋声・爛〉
ジャパゆき‐さん
《Japan+行く+さんから》日本へ出稼ぎに来る外国人女性の呼称。かつて日本から南方へ出稼ぎにいった女性たちをさす「からゆきさん」をもじった言葉。→唐行(からゆ)き
じゅう【従〔從〕】
[音]ジュウ(慣) ショウ(漢) ジュ(呉) [訓]したがう したがえる より [学習漢字]6年 〈ジュウ〉 1 後について行く。つきしたがう。「従軍・従者/侍従・臣従・随従・追従」 2 つき...
じゅう‐い【戎衣】
戦争に行くときの衣服。軍服。「自らの血と返り血とで、—は重く」〈中島敦・李陵〉
じゅう‐ぐん【従軍】
[名](スル)軍隊に所属または従属して戦地へ行くこと。「カメラマンとして—する」
じゅうまんおく‐ど【十万億土】
1 仏語。この世から極楽へ行くまでの間にあるという無数の仏土。 2 転じて、極楽浄土。
じゅん‐たいげん【準体言】
体言以外で、文中において体言と同じはたらきをしている語句。「行くがいい」「苦しきに耐える」の「行く」「苦しき」など。
じゅんたい‐じょし【準体助詞】
助詞の種類の一。種々の語に付いてある意味を添え、それの付いた語句を全体として体言と同じ働きをもつものとする。ほとんどが格助詞からの転用。「私のがない」「きれいなのがほしい」「行くのをやめる」の「...
じょう‐がい【城外】
1 城の外。⇔城内。 2 城の外へ出て行くこと。都から外へ出て行くこと。「—やし給へりし」〈大鏡・道長下〉 [補説]書名別項。→城外