おうばん‐ぶるまい【椀飯振(る)舞(い)】
1 《2が原義。「大盤(おおばん)振る舞い」と当てて書くこともある》盛んなもてなし。また、金品などを気前よく人に施すこと。「祝いの客に—をする」 2 椀飯の儀礼の影響を受けた江戸時代の正月の行事...
おう‐ろく【女王禄】
《慣例で「女」の字は読まない》平安時代、白馬(あおうま)の節会(せちえ)の翌日(正月8日)と新嘗祭(にいなめさい)の翌日(11月中(なか)の巳(み)の日)に、紫宸殿(ししんでん)において皇族の女...
おおいし‐き【大石忌】
大石内蔵助(良雄)の命日である3月20日に行われる行事。「仮名手本忠臣蔵」の七段目「祇園一力茶屋の場」で知られる茶屋一力亭で行われる。《季 春》
おお‐たうえ【大田植(え)】
1 家の持ち田のうち、いちばん大きな田に田植えをすること。 2 村の旧家の田や神田に、村じゅう総出で、田植えの作業を1日で完了すること。また、その行事。花田植え。囃子田(はやしだ)。牛供養。《季 夏》
おお‐なおび【大直毘/大直日】
大直毘神を祭る行事。また、その後の宴会。
おお‐ま【大間】
[名・形動] 1 間隔の大きいこと。 2 演劇で、俳優の動作や囃子(はやし)の間(ま)が大きいこと。また、そのさま。「古風に—な味が、なんとも言われず好もしかった」〈里見弴・多情仏心〉 3 広い...
おおまと‐じょうらん【大的上覧】
江戸幕府の年中行事の一。各番衆(ばんしゅう)から射手を選び、将軍の御前で大的を射させたこと。大的御覧(おおまとごらん)。
おおやけ‐ごと【公事】
1 朝廷の政務・儀式・行事など。公事(くじ)。「源氏の—知り給ふ筋ならねば」〈源・紅葉賀〉 2 朝廷への奉仕。租税を納め、賦役(ぶやく)に従うことなど。「武蔵国を預けとらせて、—もなさせじ」〈更...
おおやけ‐わざ【公業】
天皇、朝廷の行う政務や行事。朝廷の催し。「—にて、あるじの宮の、仕うまつり給ふにはあらず」〈源・宿木〉
おか‐み【岡見】
1 大晦日(おおみそか)の夜、蓑(みの)を逆さに着て岡に登り、自分の家のほうを見て翌年の吉凶を占った行事。逆さ蓑。《季 冬》「この村に長生多き—哉/召波」 2 「傍目(おかめ)」に同じ。