の‐そだち【野育ち】
行儀や作法などのしつけをされずに、放任されて育つこと。また、そのような人。
はら‐の‐かわ【腹の皮】
1 腹部の皮。 2 《「腹の皮を縒(よ)る」から》おかしくてたまらないこと。「行儀作法は、狗(ゑのころ)を屋根へ上げたやうで、さりとはさりとは—」〈浄・忠臣蔵〉
ふう‐ぎ【風儀】
1 風習。しきたり。ならわし。「昔の—」 2 行儀作法。態度。「生徒の—は、教師の感化で正していかなくてはならん」〈漱石・坊っちゃん〉 3 「風紀(ふうき)」に同じ。「男女の—が恐しく乱れて居る...
ふ‐ぎょうぎ【不行儀】
[名・形動]《「ぶぎょうぎ」とも。その場合は「無行儀」とも書く》行儀が悪いこと。また、そのさま。無作法。「—な若者」
ふ‐とくしん【不得心】
[名・形動] 1 納得できないこと。また、そのさま。「行儀作法の躾もせんうちに信吾さんに添わせるのは私は—でござりますよし」〈有吉・助左衛門四代記〉 2 心ないこと。無作法であること。また、その...
ほう‐こう【奉公】
[名](スル) 1 他人の家に雇われて、その家事・家業に従事すること。「行儀見習いとして—する」 2 国家や朝廷のために一身をささげて働くこと。「滅私—」 3 封建社会で、主家に対する従者の奉仕...
ほん【本】
[名] 1 書籍。書物。「—を読む」「—の虫」「美術の—」 2 脚本。台本。「—読み」 3 模範とすべきもの。手本。「手習いの—とする」「行儀作法の—になる」 4 もととなるもの。主となるもの...
みず‐くさ・い【水臭い】
[形][文]みづくさ・し[ク] 1 水分が多くて味が薄い。水っぽい。「—・い酒」 2 よそよそしい。他人行儀である。「婚約を隠すような—・いまねはよせ」
も‐よう【模様】
1 織物・染め物・工芸品などに装飾として施す種々の絵や形。また、ものの表面にあらわれた図形。文(あや)。文様。「美しい—の木目」「幾何学的な—」 2 物事のありさま。ようすや経過。「現場から事件...
や‐から【族/輩】
1 (族)同じ血筋の人々。一家一門。眷属。一族。うから。「医は黙し、—は眉をひそめ、自己は旦夕に死を待ちぬ」〈蘆花・不如帰〉 2 (輩)同類の者たち。仲間。連中。ともがら。特に、よくない連中。「...