いお‐はた【五百機】
数多くの織機。「たなばたの—立てて織る布の秋さり衣誰(たれ)か取り見む」〈万・二〇三四〉
い‐か【衣架】
「衣桁(いこう)」に同じ。
いか‐さま【如何様】
[名・形動]いかにも本当らしく見せかけること。また、そのさまや、そのもの。いんちき。「—をやる」「—ばくち」「随分—な人物だと」〈宙外・独行〉 [副] 1 自分の考えがまちがっていないはずだ...
いかで‐も【如何でも】
[連語]《「も」は係助詞》 1 願望を表す。どのようにしてでも。「あはれに、—、逢ひ見ばや」〈狭衣・一〉 2 放任の気持ちを表す。どのようにでも。「我が身の事は—ありなん」〈平家・六〉
い‐かん【衣冠】
1 衣服と冠(かんむり)。 2 衣冠をつけた人。天子・皇帝に仕えている人。 3 束帯よりも略式の装束。束帯から下襲(したがさね)と石帯(せきたい)をはずし、表袴(うえのはかま)を指貫(さしぬき)...
いかん‐そくたい【衣冠束帯】
《江戸時代、衣冠と束帯との区別をつけないでいった語》公卿の正装。
い‐きん【衣衾】
衣服と夜具。
いきん‐の‐えい【衣錦の栄】
《欧陽修「相州画錦堂記」から》富と地位を得て、錦(にしき)の衣服を着て故郷に帰る名誉。
いけぶくろウエストゲートパーク【池袋ウエストゲートパーク】
石田衣良の短編小説。実家の果物屋を手伝う主人公マコトが、池袋駅西口公園周辺に集まる若者達のトラブルを解決していく。平成9年(1997)、第36回オール読物推理小説新人賞受賞。
い‐こう【衣桁】
室内で衣類などを掛けておく道具。木を鳥居のような形に組んで、台の上に立てたもの。衝立(ついたて)式のものと、2枚に折れる屏風(びょうぶ)式のものとがある。衣架(いか)。御衣(みぞ)懸け。衣紋掛け。