あま‐ぎぬ【雨衣】
衣服の上に羽織って雨などを防いだ衣。古くは、表に油をひいた白絹で製したという。あまごろも。
あま‐の‐はごろも【天の羽衣】
1 天人が着て空を飛ぶという、軽く美しい衣。「天人の中に持たせたる箱あり。—入れり」〈竹取〉 2 天皇が大嘗会(だいじょうえ)などの祭事で沐浴(もくよく)するときにつける湯かたびら。
あままゆ‐の‐くるま【雨眉の車】
屋形の軒が唐破風(からはふ)に似たつくりの牛車(ぎっしゃ)。上皇・親王・摂政・関白などが、直衣(のうし)を着たときに乗る。雨庇(あまびさし)の車。
あみ‐ぎぬ【網衣】
網のように目の粗い布で作った衣服。僧尼の衣服や経帷子(きょうかたびら)にする。
あみ‐ジュバン【網ジュバン】
1 綿糸・麻糸で亀甲(きっこう)形に編み上げた汗取り用のジュバン。 2 歌舞伎衣装の一。黒糸を編んで筒袖に仕立てたもので、鎖帷子(くさりかたびら)を表す。武士・盗賊に用いる。
あみ‐もの【編(み)物】
毛糸・綿糸などを編み棒・編み機などで編んで衣類・装飾品などを作ること。また、作ったもの。
アメリカン‐ドッグ
《(和)American+dog》串に挿したソーセージに甘いバターミックス粉を溶いた衣を付け、サラダ油で揚げたもの。米国ではコーン(トウモロコシ)を原料とした生地を使うので、コーンドッグという。
あや‐にく【生憎】
《感動詞「あや」+形容詞「にくし」の語幹から》 [副]意に反して不都合なことが起こるさま。あいにく。「—眼が冴えて昨夕よりは却って寝苦しかった」〈漱石・それから〉
[形動ナリ]目の前の事柄が...
あや‐にしき【綾錦】
1 綾と錦。 2 美しい衣服や紅葉などをたとえていう語。「—をまとった秋の山々」 3 コノハノリ科の紅藻。本州中部以南の静かな海の岩上にみられ、扇形に広がり、水中では白っぽい藍緑色、乾くと鮮紅色...
あやめ‐ゆかた【菖蒲浴衣】
端午の節句に着た浴衣。しょうぶゆかた。 [補説]曲名別項。→菖蒲浴衣