かがみ‐あぶみ【鏡鐙】
鏡鞍(かがみぐら)に用いる鐙。表面を錫(すず)と銅の合金による鏡地(かがみじ)とするときには銀・金・銅で張り包んだものもある。
かがみ‐いし【鏡石】
1 表面が滑らかでつやがあり、ものの影がよく映る石。鏡岩。 2 手水鉢(ちょうずばち)の前に置く石。
かがみ‐は【鏡葉】
カシワなどの、表面が広くてつやのある葉。 [補説]書名別項。→鏡葉
かき‐おとし【掻き落(と)し】
陶磁器の装飾技法。器の表面の釉(うわぐすり)や化粧土を掻き落とし、模様を表す。中国の磁州窯などで多用。
か・く【掻く】
[動カ五(四)] 1 指先やつめ、またはそれに似たもので物の表面を強くこする。「かゆい所を—・く」 2 手やそれに似たものであたり一帯にある物を引き寄せたり押しのけたりする。「雪を—・く」「手で...
かく【殻〔殼〕】
[常用漢字] [音]カク(漢) [訓]から 〈カク〉物の表面を覆う堅い外皮。「甲殻・耳殻・地殻・卵殻」 〈から(がら)〉「貝殻・茶殻・籾殻(もみがら)」 [難読]苧殻(おがら)・枳殻(からたち)
かくか‐しょう【角化症】
皮膚の表面の角質層が異常に厚く堅くなる疾患。うおのめ・たこなど。
かくし‐だい【隠し題】
和歌・連歌・俳諧で、題の詞(ことば)を表面に出さないで句の中に詠み込むこと。例えば、「きりぎりす」という題を、「秋は霧霧すぎぬれば雪降りて晴るるまもなき深山辺の里」〈千載・雑下〉とよみこむ類。物...
かくし‐ボタン【隠しボタン】
表面から見えないようにボタンを付けること。また、そのボタン。
かくだい‐どくしょき【拡大読書器】
書籍や書類の表面をビデオカメラなどで読み取り、拡大して画面に映し出す機械。弱視者の学習・作業に利用される。