よいまちぐさよじょう【宵待草夜情】
連城三紀彦による短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品集は、昭和58年(1983)刊行で、いずれも女性を主人公とするミステリー5作品からなる。第5回吉川英治文学新人賞受賞。
よごれたてんし【汚れた天使】
三好徹の短編小説、および同作を表題作とする連作短編小説集。「天使」シリーズの一つ。作品集は昭和46年(1971)刊。昭和48年(1973)「市川崑シリーズ追跡」の作品の一つとしてドラマ化されたが...
よのあけるまで【夜の明けるまで】
北原亜以子の短編時代小説。また、同作を表題作とする短編小説集。江戸深川の木戸番夫婦を中心とするシリーズものの一作。単行本は平成16年(2004)年刊行。
よりかからず【倚りかからず】
茨木のり子の詩集。また、その表題作。詩集は平成11年(1999)刊行。年齢を重ね、何ものにも頼らず、流されずに生きる姿を表現した作品で、著者晩年の代表作の一つ。
らくじょう【落城】
田宮虎彦の歴史小説。昭和24年(1949)発表。東北地方の架空の藩、黒菅の悲劇を描いた連作小説の一つ。同作を表題作とする小説集は他に「末期の水」「菊の寿命」などの作品を収め、昭和26年(1951...
れいぞうこよりあいをこめて【冷蔵庫より愛をこめて】
阿刀田高の短編小説集。昭和53年(1978)刊。表題作のほか「わたし食べる人」「あやかしの樹」など、全18作を収録。
ろうるい【蝋涙】
原田康子の自伝的短編小説、および同作を表題作とする作品集。短編小説は、平成11年(1999)、「群像」誌に発表。作品集は同年に刊行され、第38回女流文学賞を受賞。
わすれおうぎ【忘れ扇】
石川利光の短編小説集、およびその表題作。昭和32年(1957)刊行。
わたくしのソーニャ【私のソーニャ】
八木義徳の連作短編小説の第2作。および同作を表題作とする小説集。昭和23年(1948)発表。作品集は昭和24年(1949)刊行。
わたしのまえにあるなべとおかまともえるひと【私の前にある鍋とお釜と燃える火と】
石垣りんの第一詩集。また、その表題作。詩集は昭和34年(1959)刊行で、作者の椎間板ヘルニアの快気祝いとして作られたもの。