きょうふしょう【恐怖省】
堀晃によるSF短編小説。「情報サイボーグ」シリーズの作品のひとつ。昭和45年(1970)、雑誌「S-Fマガジン」に発表。同作を表題作とする作品集は昭和57年(1982)刊行。
ぎんがネットワークでうたをうたったくじら【銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ】
大原まり子の短編SF小説。また、同作を表題作とする短編小説集。昭和59年(1984)刊行。
くうきあたま【空気頭】
藤枝静男の小説。昭和42年(1967)、雑誌「群像」に掲載。同年、同作を表題作とする作品集を刊行。第18回芸術選奨文部大臣賞(文学部門)受賞。
くさとくさとのきょり【草と草との距離】
光岡明の小説、および同作を表題作とする作品集。小説は昭和53年(1978)「文学界」誌に発表。第79回芥川賞候補作となる。
くさのふしど【草の臥所】
津島佑子の短編小説。同作を表題作とする小説集は昭和52年(1977)刊行で、同年の第5回泉鏡花文学賞を受賞。
くらいえ【暗い絵】
野間宏の処女小説。昭和21年(1946)、文芸誌「黄蜂」に断続的に連載。翌昭和22年(1947)、同作を表題作とする作品集を刊行。左翼運動の弾圧が進む1930年代の暗い時代を背景に苦悩する学生た...
くろいてんし【黒い天使】
三好徹の短編小説、および同作を表題作とする連作短編小説集。「天使」シリーズの一つ。小説集は昭和47年(1972)刊行。
ぐんたいびょう【軍隊病】
立野信之の短編小説。同作を表題作とする作品集は昭和4年(1929)刊行で、副題は「兵士と農民に関する短篇集」。著者のプロレタリア文学作家時代の代表作。
けん‐めい【件名】
1 ある一定の観点から分類した一つ一つの項目の名。「—索引」 2 図書館で、本の内容から引けるように分類した項目の名。「—目録」 3 電子メールにおいて、そのメールのタイトル(表題)のこと。
ケープタウンからきたてがみ【ケープタウンから来た手紙】
西木正明の短編小説。昭和61年(1986)、「別冊小説現代」夏号に掲載。同作を表題作とする作品集は、昭和62年(1987)の刊行。