そう‐ぞ・く【装束く】
[動カ四]《名詞「そうぞく(装束)」の動詞化》 1 装束を身につける。「幼き人、参らまほしげに思ひたれば、—・かせていだし立つ」〈かげろふ・中〉 2 装飾をほどこす。支度する。「唐めいたる船造ら...
そく‐たい【束帯】
律令制で定められた男子の朝服(ちょうふく)。日常の参朝の服だが、平安時代以降、天皇以下の文官武官が朝廷の儀式・公事に着用した。文官は縫腋(ほうえき)の袍(ほう)、武官は闕腋(けってき)の袍を原則...
そば‐つぎ【側次/傍続】
1 武家時代の衣服の一。袖なし羽織のように作り、上着や鎧(よろい)の上に着用。能装束としても用いる。 2 小直衣(このうし)の別名。
そめ‐しょうぞく【染(め)装束】
束帯を構成する袍(ほう)以外の中着や袴(はかま)を規定によらない好みの色目・文様にした装束。祭事などに一日晴(いちにちばれ)として許された。
そら‐なげき【空嘆き】
嘆くふりをすること。「—をうちしつつ、なほ装束し給ひて」〈源・真木柱〉
ぞうじんぐうし‐ちょう【造神宮使庁】
もと内務大臣の監督下にあり、伊勢神宮の造営、神宝・装束の調進などをつかさどった官庁。
たかくら‐りゅう【高倉流】
衣紋(えもん)の流派。室町時代から高倉家がその流儀によって公家の装束の着付けに携わり、のちに公家・武家の装束調進にも当たった。→山科流
たが‐まつり【多賀祭】
滋賀県犬上郡多賀町にある多賀大社の例祭。毎年4月22日に古式の神事を行い、犬上郡の名家から祭の頭人(とうにん)を選び、昔の装束で神幸に供奉させる。
たび‐ごろも【旅衣】
旅で着る衣服。旅装束。
たび‐じたく【旅支度】
[名](スル) 1 旅行の用意をすること。 2 旅行をするときの服装。旅装束。旅装。