ふく‐ごう【複合】
[名](スル) 1 複数のものが合わさって一つのものになること。「さまざまな原因が—して起きた事故」 2 「複合競技」の略。「ノルディック—」
ふくごう‐いさん【複合遺産】
世界遺産の分類の一つ。自然遺産と文化遺産とを兼ね備えたもの。ウルル、マチュピチュ、メテオラなどが登録されている。→世界遺産
ふくごう‐いせき【複合遺跡】
二つ以上の時期にわたる遺跡。単一の時期で終わっている単純遺跡に対していう。
ふくごう‐イベントしょり【複合イベント処理】
《complex event processing》⇒シー‐イー‐ピー(CEP)
ふくごう‐えいがかん【複合映画館】
⇒シネマコンプレックス
ふくごう‐おせん【複合汚染】
2種類以上の毒性物質が複合して毒性を強めた汚染。 [補説]有吉佐和子の小説から一般に用いられるようになった。→複合汚染(書名)
ふくごうおせん【複合汚染】
有吉佐和子の長編小説。昭和49年(1974)から昭和50年(1975)にかけて「朝日新聞」で連載。環境汚染問題をテーマとする。
ふくごう‐か【複合果】
⇒複果(ふくか)
ふくごう‐かく【複合核】
核反応において、入射粒子と標的となる原子核が衝突して形成される、準安定的な励起状態にある原子核。この複合核が崩壊し、反応の終状態である原子核と粒子ができる。
ふくごう‐かざん【複合火山】
いくつかの火山が組み合わさって一つの火山体を成す火山。複式火山や、噴火地点が移動して火山体が一部重なり合いながら配列するものなどがある。