ちょうじゅうろう【長十郎】
ナシの一品種。果実は甘味が強く、果皮は茶褐色。明治中期に神奈川県の当麻長十郎が発見。
ちょうせん‐うし【朝鮮牛】
家畜の牛の一品種。朝鮮半島の在来種。役牛としてすぐれ、毛色は赤褐色。
ちょうせん‐ぶな【朝鮮鮒】
トウギョ科の淡水魚。浅い池や水田などにすむ。全長8センチくらい。体は細長く、緑褐色で、繁殖期の雄は婚姻色を呈する。空気呼吸ができ、また水面に気泡の巣を作って産卵する。大正3年(1914)朝鮮半島...
ちょうちょう‐うお【蝶蝶魚】
1 チョウチョウウオ科の海水魚。全長約20センチ。体形は円形に近く、側扁が著しい。体色は黄褐色で、うろこの列に沿って褐色の縦縞があり、目を横切る黒と白色の横帯がある。本州中部以南の暖海に分布。 ...
ちょう‐とんぼ【蝶蜻蛉】
トンボ科の昆虫。体は黒色。翅(はね)は幅広く、先端が透明なほかは黒褐色で紫青色または金緑色の光沢がある。池沼の上をチョウのように飛ぶ。本州から九州まで分布。
ちょくせん‐せき【直閃石】
角閃石の一。鉄・マグネシウムを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。灰・緑・褐色などで、ガラス光沢があり、繊維状のものが多い。斜方晶系。変成岩中に産出。
ツェツェ‐ばえ【ツェツェ蠅】
《ツェツェ(tsetse)はバンツー諸語に由来》双翅(そうし)目ツェツェバエ科の昆虫の総称。アフリカに分布する吸血性のハエで、約20種が知られ、体はいずれも淡褐色。卵胎生。トリパノソーマによる嗜...
つくし【土筆/筆頭菜】
早春に出るスギナの胞子茎。筆状で淡褐色、節に「はかま」とよぶ葉がつく。頂部から胞子を出すと枯れる。食用。筆頭菜(ひっとうさい)。つくづくし。つくしんぼ。《季 春》「古草にうす日たゆたふ—かな/竜之介」
つくばね‐うつぎ【衝羽根空木】
スイカズラ科の落葉低木。本州以西の山地に自生。枝は赤褐色でつやがあり、葉は卵形で先がとがる。5月ごろ、黄白色の花が咲いたあと、5枚の細長い萼(がく)が果実に残り、羽根突きの羽根に似る。こつくばね。
つぐみ【鶫】
1 ヒタキ科ツグミ属に分類される鳥。全長約24センチくらい。上面は暗褐色で不規則な模様があり、腹は白色に黒斑が散在し、淡色の眉斑(びはん)がある。シベリアで繁殖、秋に大群で日本に渡来し越冬。以前...