み‐ば【見場/見端】
外から見たようす。外観。見かけ。「—は悪いが味のよいくだもの」
モック‐タートル【mock turtle】
ハイネックのこと。タートルネックに見かけが似ていることから。→モック
沐猴(もっこう)にして冠(かん・かむり)す
《「史記」項羽本紀の故事から》猿であるのに冠をかぶっている。見かけは立派だが、心が卑しく思慮分別に欠ける人物のたとえ。地位にふさわしくない小人物であることのたとえ。
やど‐ふだ【宿札】
1 江戸時代、大名・旗本などが宿泊する本陣や脇本陣の門または宿の出入り口に、宿泊者の名を書いて掲げた札。関札(せきふだ)。しゅくさつ。 2 姓名などを記し、門口に掲げて、その人の住居であることを...
山(やま)高(たか)きが故(ゆえ)に貴(たっと)からず
《「実語教」の「山高きが故に貴からず、樹あるを以(もっ)て貴しと為す」から》どんなに外観がりっぱであっても、内容が伴わなければすぐれているとはいえない。物事は見かけだけで判断するなというたとえ。
ようしつ‐こひ【羊質虎皮】
《「法言」吾子から》中身は羊で、外観は虎の皮をかぶっていること。見かけ倒しで内容が伴わないことのたとえ。
ようす‐ぶ・る【様子振る】
[動ラ五(四)]気どる。もったいをつける。「(聖人ハ)—・ったり、見かけをかざったりはしない」〈実篤・幸福者〉